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ホツマツタエのおもしろ記事(97)『八咫鏡5』

2013-03-20 14:35
ホツマツタエのおもしろ記事(97)  八咫鏡

ホツマツタエ17章『神鏡ヤタの名の文』全文解釈 その5


親心 解けぬミホツ姫 コモリ 親
『その子に求む 荒猛の 心 もがな』と 
請ひければ 神の御告げに


  • 『親心 (をやごころ)』ここでは「上流にある者が持つべき中核の思い」の意。=公の心。
  • 『ミホツ姫 (みほつめ)』タカキネ (高木神) の娘のミホツヒメ (三穂津姫)クシヒコ (大国主) の妻となりミホヒコを生む。
  • 『コモリ (子守神)』クシヒコとミホツ姫の子のミホヒコの守名。3代大物主となる。
  • 『荒猛の心 (あらたけのこころ)』 環境の荒猛にうまく順応しようとすることが生む、大局を思わず目先の損得のみに心を配り、上手に立ち回ろうとする小手先の態度を言う。
  • 『もがな』「もぐ」+「かな (哉)」の合成。「もぐ」は「まぐ (覓ぐ・求ぐ)」の変態で「(心を) 合わす・寄せる」の意。「かな」は「・・・だなあ」「・・・ものだなあ」などの意。
  • 『請ふ (こふ)』 は「交ふ・乞ふ・恋ふ・媚ふ」で「(心を) 寄せる・執着する・求める・欲す」の意。
  • 『神 (かみ)』アマテルを指す。世に生きる人間で「神」と呼ばれるのはアマテルだけである。
  • 親心の意味が解けぬコモリの親のミホツ姫は、「親がその子に求める荒猛の心を知りたいものかな」と願えば、神の御告げには・・・


『荒猛は 風 激しくて 俄降り 松 節・瘤と 蟠り 千齢を経るとも 増 ならず』

  • 『荒猛 (あらたけ)』荒々しく厳しいさま。ここでは荒猛の環境に育った松や子を言う。
  • 『激し (はげし)』「はげ」+「し (如)」。「はげ」は「はく (化く)」の名詞形で、「はく」は「わく (沸く)」の変態。「沸き立つさまの如くである」の意。
  • 『俄 (にはか)』「には (熟ふ)」+「か (如・然)」。「にふ (熟ふ)」は「にる (煮る)」の変態で「高まる・勢いづく・盛る」などの意。「か」は「しく (如く)」の名詞形「しか (然・爾)」の約。
  • 『松 (まつ)』は「曲るさま」の意。
  • 『節 (ふし)』は「ふす (付す)」の名詞形で、「集まり・まとまり」「区分・区画・境界」などの意。
  • 『瘤 (こぶ)』は「こふ (交ふ)」の名詞形で、やはり「集まり・積り・凝り」などの意。「こり (凝り)」の変態。
  • 『蟠る (わだかまる)』「わつ」+「かまる」の複合動詞。「わつ」は「曲る・回る」の意で、この名詞形が「わだ (曲)」。「かまる」は「かむ (交む・噛む)」から派生した語で「からむ・こんがらがる」などの意。「曲る」ということは「心と身/陽と陰が調和していない」ということである。
  • 『千齢 (ちよ)』「よ (世・代・治・結・齢)」は「他と区別されるまとまり」をいう。ここでは「1年」というまとまり。
  • 『経る (ふる)』は「へる (経る)」の変態で「進展する」の意。活用は上二段。この名詞形が「ふる (古)」。
  • 『増 (まし) 』は「ます (増す)」の名詞形で、「高まるさま・増えるさま・優れるさま」の意。
  • 荒猛は激しい風とにわか雨。松は節と瘤を作って曲がりくねり、千年を経ても直ることは無い。


『親の心も 鋭し激し 敢 忍ばずて 俄風 愚かに暗く 鈍き子は その荒風に 吹き打たれ 痛み 忍べば 直からず』

  • 『親の心 (をやのこころ)』ここでは「親の内側・本質」の意。
  • 『敢 (あえ)』打ち消しの語を伴って「~できない」の意を表す。つまり「え (得) ~ず」と同じ。「敢え忍ばず」は「忍ぶことができない」の意。
  • 『忍ぶ (しのぶ)』は「しなぶ (匿ぶ)」の変態で、「(内に) 合わす・収める・抑える」などの意。
  • 人の親の心も短気で激しいので、忍耐できずに俄風を吹かしてしまう。愚かで暗く鈍い子はその荒風に吹き打たれても、痛みを耐え忍ぶので心が歪んでしまうのである。


『鞭を逃るる 早利きを 褒め喜べば 過ぎねぢけ ハタレとなるぞ』

  • 『鞭 (むち)』は「うち (打ち)」の変態。「うま=むま (馬)」「うめ=むめ (梅)」のように「う」と「む」は入れ替わる。
  • 『逃る (のがる)』は「のく (退く)」+「かる (離る)」の合成。
  • 『早利き (はやきき)』「鋭敏なさま」の意。「利き過ぎ」とも言い、これが「荒猛の心」が意味する所。
  • 『過ぎねぢく』「ひどくねじける」の意。
  • 『ハタレ』は「はづれ (外れ)」の変態で「外れたさま/もの」の意。反りや曲がりが過ぎて、人から外れてしまった者を言う。
  • 鞭打ちの痛みを逃れるための小利口さを褒めて喜べば、(狡猾にうまくかわすことが人生と信じ) ひどくねじけて人から外れた者となるぞ。


『誤るな 親 謹めよ 暗き子も 細かに教え 日を積みて 少しは通る 月を経て 篤く教えば 鈍 去るる 年々学ぶ 曙の 業も早きぞ』

  • 『誤る (あやまる)』は「あやむ (危む)」から「あやむ」は「あゆ (零ゆ)」から派生した動詞。「あゆ」は「ある (散る/粗る)」の変態で、「離れる・反る・曲がる・逸れる」また「低まる・劣る・衰える」などの意。
  • 『謹む (つつしむ)』は「(心・身を) 合わす・直す」が原義で「心する・気を付ける・心を正す」などの意。
  • 『細か (こまか)』「こま (細)」+「か (如・然)」。「こま」は「こむ (込む)」の名詞形で、「込み入ったさま」「小さなスペースにぎっしり詰まったさま」を表す。転じて「詳細・緻密・綿密・入念・精巧」の意。
  • 『通る (とふる)』通常は「とほる」なので、ここでは「とふ (逹ふ)」の連体形か。「渡る・届く・達する」などの意。
  • 『学ぶ (まなぶ)』は「まねる (真似る)」の変態。
  • 『曙 (あけぼの)』は「あく (開く)」+「ほぬ (放ぬ)」の名詞形。どちらも「分れる・放つ・発する」などの意。ここでは「ビギナー・若者」また「朝日」の意。
  • 間違うな。親は注意しろよ。劣った子も日数をかけて細やかに教えれば少しは通じる。数ヶ月も丹念に教えれば鈍さは去るぞ。年々学ぶ若者の業も朝日が昇るように速いぞ。


『初よりも 良からで業を 換えずとも 百千 教えて 覚えずば 統つむる杖に また教ゆ ゑゑ子はたのめ 教人の 手元も松の 苔杖』

  • 『初 (はつ)』は「はっす (発す)」の変態「はつ (発つ)」の名詞形。
  • 『覚ゆ (おぼゆ)』「おもふ (思う)」の変態で、「(意識に) 合わす」の意。
  • 『統つむる (しつむる)』は「しつむ」の連体形。「しつむ」は「しつ」+「つむ」の合成語。「しつ」は「しっす(執す)」の変態、「つむ」は「すぶ (統ぶ)」の変態で、共に「合わす・まとめる・治める」の意。ここでは「しつける」と同義。
  • 『杖 (つゑ)』「つゆ (突ゆ)」の名詞形で、「突くもの・突き出るもの」。
  • 『ゑゑ子 (ええこ)』「ゑゑ」は「うえ (上)」「おお (大)」「いや (弥)」「うま (美)」などの変態で「高まるさま・優れるさま」を表す。
  • 『たのめ (治の芽/頼め)』ここでは 2つの意味を持たせていると思う。
  • 『苔 (しもと)』「しも (下)」+「と (方・手・処)」。「下方・下手・末端」の意。ここでは「枝の末」の意。
  • 始めから良くないといって業を換えなくても、百千教えて覚えなかったら、杖に仕付けてまた教えればいいのである。優秀な子には委ねて他の子を教えさせよ。それが治の芽となり育つ。その若き教人の手元にも松の苔杖を持たせよ。


『生えるままにて 培えば 十年に直る 萌しを得 三十年 弥々に 伸び栄え 百の旁木 三百の梁 五百は棟木ぞ』

  • 『培ふ (つちかふ)』「つつ (伝つ・付つ)」+「かふ (交ふ)」の複合語。どちらも「合わす」が原義で、ここでは「(心・身を) 合わす・添える」「守る・世話する」「養う・育てる」などの意。
  • 『旁木 (つくりぎ)』不明だが「漢字の旁」から連想して、「主たる構造 (柱・棟木・梁) に添え合わす材木」と考えた。
  • 『梁 (はり)』「うつばり (梁)」と同じ。「うつ (打つ)」+「はり (張る)」。どちらも「合わす・結ぶ・渡す」の意で、「(柱と柱を) 結ぶもの・渡すもの」の意。
  • 『棟木 (むなぎ)』棟 (むね) に用いる材木。「棟 (むね)」は「みね (峰)」の変態で、「頂」の意。
  •  生えるままに細かに世話すれば、10年には曲りの直る萌しを得る。30年でいよいよ伸び栄え、100年には旁木、300年には梁木、500年では棟木に使える木に育つ。


『人法も 十年 ほぼ平る 三十の梁 五十は棟木の 功も 篤き恵みの 緩法を 必ず倦むな 早るなよ』

  • 『平る (なる)』は「凸凹が中和して平均する」という意で、原義は「和す・融和する・調和する」であり、ここでは「直る」と同義である。
  • 『棟・梁 (むね・はり)』アマテルのこの言葉から「棟梁之臣 (むねまちぎみ)」や「棟梁 (とうりょう)」という言葉が生まれたものと推察する。
  • 『功 (いさおし)』「いさお」+「し (為)」。「いさお」は「いさむ (勇む)」の名詞形「いさみ (勇)」の変態で、「高まり・勢い・栄え・優れ・至り」などの意。「いさおし」はそれを行うことを言う。ここでは「達成すること」の意。
  • 『緩法 (ゆるのり)』ここでは「緩やかな法・長い目でみる法」で、「荒猛・鋭し激し」の逆。
  • 『必ず (かならず)』は「かなわす (叶えさせる)」の変態で、それが副詞化したもの。「合わす・当てる・他にそらさない」の意。
  • 『倦む (うむ)』は「やむ (病む)」の変態で、「低まる・劣る・衰える」などの意。
  • 『早る (はやる)』は「はゆ (映ゆ・栄ゆ)」から派生した動詞で、「高まる・勢いづく・栄る・急ぐ」などの意。「逸る」「流行る」も同じ。
  • 人の場合も10年でほぼ直り、30年で梁木、50年では棟木となる。その達成には長い目で見る緩法を以て細々と篤く恵むことである。決して倦むな、また急ぐなよ。


『早きハタレに 赴かで ヤタのカガミの 謂 聞けば 汚曲を避るぞ 我が心 入れて 気安く 天地が守るぞ』

  • 『赴く (おもむく)』 「おも (面・表)」+「むく (向く)」。「顔を向ける」の意。
  • 『謂 (あや)』「あや」は「ゆえ (故)」「いゐ (謂)」「い (謂・意)」「あや (文・綾)」「ゆえん (所以)」「いわれ (謂れ)」などの変態。
  • 『汚曲 (よこが)』「よこ (横・邪・汚)」+「か (枯・曲・汚)」。どちらも「反り・曲り・外れ」などの意。
  • 『避る (さる)』「去る」と同じ。ここでは「離す・遠ざける」の意。
  • 『我が心 (わがこころ)』アマテルの本質だから、「太陽と太陰」である。
  • 『気安し (ゐやすし)』「ゐ (意)」は「き (気)」と同じ。「心やすらかなさまである」の意。
  • 荒猛の逸るハタレにそっぽを向き、ヤタの鏡の謂れを聞けば曲りを祓うぞ。日月の心を受け入れて、心安く天地が守るぞ。



参考サイト:http://gejirin.com/hotuma17.html
     :http://gejirin.com/mitinoku.html



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