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ホツマツタエのおもしろ記事(98)『八咫鏡6』

2013-03-21 09:41
ホツマツタエのおもしろ記事(98)  八咫鏡

ホツマツタエ17章『神鏡ヤタの名の文』全文解釈 その6


関連文 『八咫鏡4
『天地の報ひは 盗めるも 謗るも打つも 己に返る』
『人を打てども その時は 痛き報ひも あらざれど 後の病ふは 天地が槌』
『盗みも他人が 知らざれば 宝 得るとぞ 思えども 一度 隠し 二 盗み 三度 損なひ 改めず 天・地・人の 見る所 天地の見付は 人に告ぐ』


タチカラヲ 進み申さく 
『盗人の 三つ目に痴るる 槌 如何ん』
神は和して 御言宣


  • 『タヂカラヲ (手力雄神)』オモイカネ (思兼命) とワカ姫 (蛭子) の子。斎名はシツヒコ。
  • 『申さく (もふさく)』「もふす (申す)」+「しく (如く)」の合成から「し」をカットして名詞化したもの。これを世間ではク語法と呼ぶ。
  • 『盗人 (ぬすひと)』は「ぬす」+「ひと (人)」。「ぬす」は「ねづ (捩づ・捻づ)」の変態で、「離れる/離す・反る/そらす・ずれる/ずらす・曲がる/曲げる」が原義。よって「盗人」は「物を他人から自分にそらす人」の意もあるが、「曲った人・ねじけた人・くせもの」の意もある。
    ちなみに「ぬすむ (盗む)」は「ぬす」+「すむ」の合成で、「すむ」は「する (擦る・掏る)」「そる (反る・逸る)」の変態である。
  • 『痴るる (しるる)』は「しる (痴る)」の連体形。「しる」は「しず (垂づ)」と同義で、「低まる・劣る・衰退する」などの意。「しりぞく (退く)」や「あつしる (篤しる)」の「しる」である。
  • 『槌 (つち)』は「たち (太刀)」の変態で「断つもの」の意であるが、「(曲り・汚穢を) 断って直すもの」「立ち直らせるもの」「つちかう (培う) もの」などの意も持つ。
  • 『如何ん (いかん)』は「如何に」の音便で、ここでは「如何にあるや・如何なるや」(何なんだ?) の簡略。
  • 『神 (かみ)』アマテルを指す。世に生きる人間で「神」と呼ばれるのはアマテルだけである。
  • 『和す (やわす)』は「あわす (合わす)」の変態で、「収める・調える・直す」などの意。ここでは「気を宥める・昂ぶりを収める」などの意。
  • 『御言宣 (みことのり)』は「ことのり (言宣)」の尊敬語で、アマテルと天君の専用語。「のり (宣)」は「のる」の名詞形。「のる」は「のぶ (延ぶ・述ぶ)」の変態で、「放つ・延ばす・広げる」の意。
  • タヂカラヲが進み出て申すには「曲者の三つ目に損なう槌とは如何に?」
    アマテル神は宥めて御言宣・・・


『しばし心を 静め待て 我 人振りを 常 見るに 悉く異る 地神の 勢吹く風を 受け生まれ 活すとなれば』

  • 『しばし (暫し)』「しぶ」+「しく (如く)」から「く」をカットしたク語法。「しぶ」は「しむ (締む)」「せむ (狭む)」の変態で「縛る・分ける・限る」などの意。よって「しばし」は「限られた如きさま」の意で、ここでは「限られた時間」を表す。 同義の「しばらく」は、「しばる (縛る)」+「しく (如く)」から「し」をカットしたク語法である。
  • 『人振り (ひとぶり)』人の振舞 (ふるまい)。「ふり」は「ふる (振る)」の名詞形で、「風」とも書く。「ふる」は「駆動する・活性化する」の意。「かぜ (風)」は「かす (活す・炊す)」の名詞形である。
  • 『悉く (ふつく)』は「ふつし (悉し)」の連用形で、「ことごとく・全く」の意。「ふつし」は「ふとし (太し)」の変態。
  • 『異なる (ことなる)』「こと」+「なる」。「こと」は「かつ (割)」の変態で、「離れるさま・分れるさま」を表す。「なる」は「~である」の意。
  • 『地神 (くにかみ)』ここでは「それぞれの地域に固有の神霊・地域の守り神」を言う。
  • 『勢吹く (いきふく)』「いく (活く)」+「ふく (吹く・噴く)」の複合。どちらも「高める・勢いづける・栄す」などの意。したがって「いきふく」は「風」の原動詞「かす (活す・炊す)」の同義語である。また「いきまく (息巻く)」や「いぶき (息吹・気吹)」の原動詞「いぶく」とも同義。
  • 『活す (いきす)』原義は「活動する」で、これは「生きる」とほぼ同義。
  • しばし心を静めて待て。我が人の行動を常々見るに、人はまったく異なる場所を守る地域神が吹かす風を、それぞれ受けて生まれ (=それぞれの風土に生まれ) 、それぞれに活動するのであるから・・・


『慣わしの 言葉も地を 隔つれば 変われど 他所の 幼子も 馴染めばそこの 振りとなる』

  • 『慣わし (ならはし)』「ならふ (習う・慣らう・倣う)」+「しく (如く)」から「く」をカットしたク語法。「ならふ」は「なる (和る・均る・平る・慣る)」から派生した動詞で「合わす・なごむ・真似る」などの意。
  • 『隔つ (へだつ)』「へだつ」は「へつ (辺つ)」からの派生語で「離す・分ける・区切る」などの意。
  • 『他所 (よそ)』は「よす」の名詞形。「よす」は「よける (避ける)・離す」の意。これを現在は「止す」としている。
  • 『幼子 (おさなご)』「おさ (乙)」+「な (なる)」+「こ (子)」。「おさ」は「おそ (遅)」「おつ (乙)」「おと (弟)」の変態。「おさな」の反対が「をきな (大きな・翁)」や「をとな (大人)」。
  • 『馴染む (なじむ)』「なす(和す)」+「しむ (染む)」の合成。どちらも「合う・なごむ・親しむ」の意。
  • 『そこ (其所・其処)』「そ (添・沿・直)」+「こ (処)」。「そ」は「そい (添・沿)」「すぐ (直ぐ)」の意。「こ」は「分割・区分」を表す。
  • 慣れ親しんだ言葉も場所を異にすれば変るわけだが、他所の幼子も馴染めばその地の風となる。


『空に住めど 空 飛ばず 埴 踏み居れば 応え知る 風・埴神の 守る故』

  • 『空に住めど空飛ばず (うつほにすめどそらとばず)』人は地中や水中ではなく空中には住んでいるが、鳥のように空を飛ぶわけではない、という意。
  • 『応え知る (こたえしる)』「応じて知る」「感応する」の意。
  • 『風・埴神 (かぜ・はにかみ)』「風の神霊」と「埴の神霊」。これが「天地の心端」(天地の情報ネットワーク)、「天地の見付」(天地の見張り・監視役)」の正体である。 『空は天の 心端の 常に巡れど 見えなくて』
  • 何故かといえば、人は空中に住んではいるが空を飛ばずに埴を踏んでいるので、それに感応する風神と埴神がその地の人々を守っているからなのである。であるが故に・・・


『見る 聞く度に 善し悪しも ひめもす天地に 告げ あれば 隠し盗むも 身に添ふる 風より天に 告ぐるなり』

  • 『見る聞く度に善し悪しも (みるきくたびによしあしも)』
    後に説明されるのであるが、これは風神と埴神が人の行動を見聞きして判断する善悪ではない。人が世の中で見聞き (経験) した物事に対して、その人の心 (神性) が感じる善悪なのである。
  • 『ひめもす』「ひめ」は「ひる (放る)」の変態「ひむ」の名詞形。「ひる・ひむ」は「放つ・発す」の意。「もす」は「もつ・ぼつ (没)」の変態。よって「ひめもす」は「発没」で「(日が) 発してから没するまで」の意。
  • 『天地 (あめ)』非物質界 (天上界) の陽サイドと陰サイド。これらは人の心をつくる魂と魄の故郷だと言える。
  • 『隠し盗む (かくしぬすむ)』「こっそり盗む」の意。
  • 人が世において見聞き (経験) する度ごとに、その人の心 (神性) が感じる善悪も (風神と埴神を介して) 天地に終始報告されている。したがってこっそり盗みを働いても、その人に添っている風が犯人の罪悪感を天に告げているのである。


『二の盗みは 背屈まり 抜き足なすも 土の神 恵みによりて まだ告げず』

  • 『二の盗み (ふたのぬすみ)』二度目の盗み。
  • 『背屈まる (せくぐまる)』「背が曲って縮こまる」の意。辞書には「跼る」とある。
  • 『抜き足 (ぬきあし)』「ぬき (和き・温き)」+「あし (足)」。「ぬき」は「ぬく」の名詞形。「ぬく」は「なぐ (和ぐ・凪ぐ)」の変態で、「凸凹を和して平らにする・和らげる・緩める」の意。よって「ぬきあし」は「緩やかな足取り・温い足取り」などの意。
  • 『土の神 (つちのかみ)』「はにかみ (埴神)」の言い換え。
  • 『恵みによりて』ここでは「温情によって」の意と考える。
  • 再び盗みを働けば、その人は背が丸まって縮こまり、また足取りも緩やかになるので、土の神は (分かってはいるのだが)、温情によってまだ (その人の主には) 告げずにいる。


『三度 損なふ 己が胸 騒ぎ あるより 言 震え 見目に表れ その主は 故に問ひ詰め ここ 察し また裏問えば つい語る』

  • 『損なふ (そこなふ)』は「そこぬ(損ぬ)」から、「そこぬ」は「そく(殺ぐ・削ぐ)」から派生した動詞で、「低める・劣らす・衰えさす」などの意。ここでは「病まふ」「天地の報ひ・天地の槌」と同じ。損なう理由の説明はここではなく、かなり後になされる。
  • 『己が胸騒ぎあるより (おのがむねさわぎあるより)』「自分 (盗みを働いた犯人) が胸騒ぎを覚える故に」の意。「胸 (むね)」は、ここでは「心 (こころ)」「中子 (なかご)」と同義。 胸が騒ぐ理由も後にわかる。
  • 『言震ふ (ことふるふ)』言葉が震える。
  • 『見目 (みめ)』見た目。外見。
  • 『その主 (そのぬし)』犯人を治める立場にある長。個人は「組頭 ∈ 村長 ∈ 粗長 ∈ 県主 ∈ 国造 ∈ 大物主」の行政機構の下に治められる。
  • 『故に (かれに)』「しかるに (然るに)」の短縮。ここでは「そうであるので」の意。「しかるに」は「しくあるに (如くあるに)」の音便。
  • 『ここ察す (ここさとす)』「ここに察する」の意。「さとす」は現代語では「諭す」で、「理解させる」という意だが、ここでは「さとる (悟る)」「さっす (察す)」の意で使われている。
  • 『裏問ふ (うらどふ)』「うら (裏)」+「とふ (訪う・問う)」。「裏から迫る・搦手から攻める」の意。
  • 『つい』は「対」で、「反応的・反射的・うっかり」のさまを表す。
  • 3回目の盗みで犯人は具合が悪くなる。これに胸騒ぎを覚える犯人の言葉は震え、外見に異常が表れる。それ故、異常に気付いたその長が本人を問い詰めてみると、ここにだいたい察しが付き、それとなく裏手から尋問すれば、うっかり白状するのである。


『他所の訴えも 預かれど 三つ知る告げの 二度も 陽陰の御種と 君の告げ 待ち 許せども』

  • 『三つ知る告げ (みつしるつげ)』犯人よりの3つの知らせる告げ。「知る」は、ここでは「知らす」の意と考える。1.風神への告げ (罪悪感)。2.埴神への告げ (背屈まり・抜き足)。 3.主人への告げ (自白)。
  • 『陽陰の御種 (あめのみたね)』アメノミヲヤ (陽陰の上祖) の末裔。世に生きる人類全般を指す。
  • 『君 (きみ)』は「きむ (極む)」の名詞形で、ここでは「かみ (上)」と同義。上に言う「その主」(犯人を治める立場にある長) の言い換え。
  • 天地は他の人からの訴えも預かってそれを承知しているが、このように3段階の告げの内、アメノミヲヤの御種ということで、2度までは長への自白を待って放置しているのである。しかし・・・


『品により 天地より君に 告げ あるぞ 真に恥づべし 天地が 悪さ なせそと 逆為こそすれ』

  • 『品 (しな)』は「属性・質・区別・種類」などの意。
  • 『悪さ (わるさ)』「わる (悪)」+「さ (為・業・仕)」。「わる」は「ある (粗る)」「おる (下る)」などの変態で、ここでは名詞形。「さ」は「す (為る)」の名詞形。
  • 『恥づ (はづ)』は「はつ (果つ)」「おつ (落つ)」などの変態で「(自己を) 低める・蔑む」の意。
  • 『べし』「へ」+「し (如)」。「へ」は「あふ (合う)」の意の名詞形。「(~することが状況に) 合っている・ふさわしい」の意。
  • 『なせそ』「な」+「動詞の連用形 (カ変・サ変では命令形) 」+「そ」で禁止の意を表す。「せ」は「する (為る)」の命令形。
  • 『逆為 (さかし)』は「さか (逆)」+「す (為る)」の名詞形と考える。「さか」は「さく (離く・避く・割く)」の名詞形で、「離れ・外れ・逸れ・異なり」などの意。 よって「さかし」は「外れたことを行うこと」の意。
  • 『すれ』は、係助詞「こそ」によって結ばれた「する (為る)」の已然形。
  • 罪の内容によっては2度の許しを待たずに、天地の方から主に報告する場合もあるぞ。それは真に恥づべきことである。天地が「悪さするなよ」と通常とは異なることまで行うのであるから。



参考サイト:http://gejirin.com/hotuma17.html
     :http://gejirin.com/mitinoku.html



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