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ホツマツタエのおもしろ記事(101)『八咫鏡9』

2013-03-24 17:57
ホツマツタエのおもしろ記事(101)  八咫鏡

ホツマツタエ17章『神鏡ヤタの名の文』全文解釈 その9


謹みて アマノコヤネが 元守を 請えばまた 豊 御言宣

  • 『謹む (つつしむ)』は「(心・身を) 合わす・直す」が原義で「心する・気を付ける・心を正す」などの意。
  • 『アマノコヤネ』天児屋命
  • 『元守 (もともり)』人は世に生まれる時、天元神がその人に守 (もり) を付ける。この守を「元つ神の留守 (もとつかみのたえもり)」あるいは「元守 (もともり)」と言う。元守は魂の緒を世に下し、それに16万8千の精霊を添える。その魂の緒が魂と魄を結い合わすことによって人は世での生命を得るという。そして元守は人の魄の根源である「根の六臓」に宿る。「守の神」とも言う。
    『血汁 熟られて 五つ色の 埴もて付くる 守の神』ホ14文
  • 『豊御言宣 (とよみことのり)』「とよ (豊)」は「とみ (富)」の変態。「ゆたかな・素晴らしい」という意で、アマテルの御言宣を称える修飾詞。「天地照る御言宣」と同じ。
  • 心身を正してアマノコヤネが「元守」を願うと、また豊かに照らす御言宣。


『人は天地 形取れり 空はタカマの 原の内 目鼻に散るも 日・月・星』

  • 『天地 (あめつち)』ここでは「天空と地球」の意。
  • 『空 (そら)』ここでは地上から見える上空。
  • 『タカマの原 (高天の原)』「タカマ」は「たかみ (高み)」の変態。「はら (原)」は「ほら (洞)」の変態で「空き・広がり・空間」などの意。「たかまのはら」は、ここでは天地を合せた全宇宙空間を言う。
  • 人は天地にその形を似せて造られている。空は宇宙空間の一部で、人で言えば頭部に相当する。人の顔には目や鼻が散在しているが、これらはタカマの原では日や月や星に当たる。


『五腑六臓も 地の道 中子は君ぞ 肝は臣 脾は民よ 肺 垣 腎は平らす 腑 副手』

  • 『五腑六臓 (ゐわたむくら)』人の内蔵の総称。「ゐくらむわた (五臓六腑)」とも言う。
  • 『中子 (なかご)』心の肉体的な現れという意で、心臓を指す。「心端 (こころば)」とも言う。
  • 『肝 (きも)』は「きむ (決む・極む)」の名詞形で、「極み・至り・中心・要」などの意。肝臓を指す。
  • 脾 (よこし)-広辞苑より-【脾】ヨコシ 脾臓 (ひぞう) のこと。
  • 肺 (ふくし)-広辞苑より-【肺】ふくふくし 肺 (はい) の古名。肺臓。〈和名抄三〉
  • 腎 (むらと)腎臓。「アフミ」とも言う。
  • 『腑 (わた)』「わた」は「わつ・わす (和す)」の名詞形で、「(空きを) 埋めるもの・詰めるもの」などの意。窪地を埋めるのが「海 (わた)」であり、衣服の中を埋めるのが「綿 (わた)」、腹を埋めるのが「腑 (わた)」なのである。「うみ (埋み・海)」また「わみ」とも言う。
  • 『副手 (そえで)』 「そえ (添え・副)」+「て (手・方)」。補助役。
  • (目鼻が天なら) 五腑六臓は地の道理である。心臓は君ぞ。肝臓は臣。脾臓は民よ。肺は垣。腎臓は調整役。腑は補助方。


『ミヤビ 目付の 悪さ 告げ 肺 構えの 暑寒も 衣 替ゆれど 欲しに染む』

  • 『ミヤビ』肉体 (根の六臓) と心 (中子) を結ぶ伝達網で、双方向に「情け」を伝える。
  • 『目付 (めつけ)』見張り。監視。
  • 『構え (かまえ)』は「かまふ (構う)」の名詞形。「かまふ」は「かむ (交む/離む)」から派生した動詞で、「囲む・包む」また「離す・分ける・限る」の意。よって「かまえ」は、内を囲んで外を限る「垣」と同義。
  • ミヤビは監視役で悪さを告げる。肺は外界からの攻撃に対する防壁で、暑寒に対しては衣服を換えて対応するが、人の奢りを羨んで欲に染まってしまうことに対しては無力。


『時は構わず 甘きには 脾 貪る こころざし』

  • 『甘き (あまき)』は「うまき (美味き)」の変態。
  • 『貪る (むさぼる)』「むす (結す)」+「ほる (欲る・恍る・惚る)」の複合語。どちらも「合わす」の意で、「むさぼる」は「(心・身を) 合わす・執心する」などの意。
  • 『こころざし』「こころ (心)」+「さす (指す)」の名詞形。「心を向けること」。
  • 時節にかかわりなく、脾臓は美味いものに執着する指向性がある。


『腎の息を 巡らすも 色に溺れて 霊実 枯らす これ 身の鏡』

  • 『腎の息 (むらとのいき)』不明。
  • 『霊実 (らみ)』霊の実体。生の霊 (命) の本質。=中子。
  • (感情の極端を平らすために) 腎の息を巡らせるのだが、色情に溺れて命の本質 (=中子) を枯らす。これは身体の鏡なのである。 (ミヤビによって心身はシンクロしているので、中子が枯れれば身体も枯れる。)


『曇り錆び 奪わる中子 磨かんと ヤタの鏡に 向かわせて 磨く器は 元の守』

  • 『奪わる (うばわる)』「うばふ (奪う)」+「る (受身の助動詞)」。「うばふ」は「うふ (飢ふ)」から派生した動詞で、ここでは「低める・劣らす・衰えさす」などの意。「よわむ (弱む)」の変態。
  • 『ヤタの鏡』ここでは真実の心を映し出す「マフツの鏡」の機能を言っていると思われる。
  • 『器 (うつわ)』は「うつふ」の名詞形。「うつふ」は「うつ (打つ)」から派生した動詞で、「合わす・現る」などの意。ここでは「(エネルギーが形を取って世に) 現れたもの」「物質」の意で、「物実 (ものざね)」を表す。
  • 『元の守 (もともり)』ここでは元守が宿る「根の六臓」を指す。
  • 曇り錆びて衰えた中子を回復しようと、マフツのヤタ鏡に向かわせて真実の心を映し、そして中子を磨く物実が元守の宿る根の六臓である。(ミヤビによって心身はシンクロしているので、身体が直れば中子も直る。)


『中子の形 鏡ぞよ 人 見ぬとても 盗むなよ およその人は 知らねども 穢 現るる 元の守』

  • 中子 (なかご)=「心」=「魂+魄」=「陽+陰」=「明+暗」。
  • 鏡 (かがみ)=明暗見。明暗 (陽陰・日月・魂魄・心身) を合わせるもの。
  • 『穢 (みな)』は「ひな (鄙)」の変態で「低まるさま・劣るさま・衰えるさま」 などの意。「汚穢 (おゑ)」の類語。「穢」と当てるのもどうかと思うが、他に適当な漢字が無い。
  • 中子を形とした物が明暗見 (=鏡) であるぞ。人が見てないからといって盗むなよ。たいていの人は知らないが、中子の衰えは元守の六臓に現れるのだぞ。


『天は意に知る 埴 応ふ 人は告げ知る この三つに 告げ露れて 公の 罪 免かるる 所なし』

  • 『天は意に知る (あめはいにしる)』天 (非物質界の陽サイド) は人の意識によって知る。人を撫でる風の神が天にそれを告げるため。
  • 『埴 応ふ (はにこたふ)』埴神は人が大地を踏む動作に感応する。埴神は地 (非物質界の陰サイド) にそれを告げる。
  • 『人は告げ知る (ひとはつげしる)』人は天地から告げられて知る。「人」とは犯人を治める立場にある上役を言う。個人は「組頭 ∈ 村長 ∈ 粗長 ∈ 県主 ∈ 国造 ∈ 大物主」の行政機構の下に治められる。
  • 『公 (ををやけ)』「ををや (大)」+「け (如・然)」。「ををや」は「ををい (大)」の変態で、「高み・優れ・至り・中心」などの意。「け」は「しか (如・然・確)」の転。ここでは「全体に覆い普遍となっているさま」「公然」「一般的なさま」の意。
  • 天は人の意識に知る。埴は人の動きに感応する。人は天地から告げられて知る。この3つの告げに露れて、普遍一般の罪を免れる余地は無い。


『常に畏れよ 日の巡り 昼は人光も らかで 夜はと濁る蝕みも 天地の心に 見るば "上" "埴" と "地上守" この味を 人の身に統る』

  • 『畏れよ (おそれよ)』ここでは「重く考えて規範とせよ」の意。
  • 『人光 (ひとか)』人が放つもの。人が醸し出す雰囲気。
  • 『濁る (にごる)』は「にぐ」から派生した動詞。「にぐ」は「なぐ (和ぐ)」の変態で、「合う・交じる・紛れる」などの意。
  • 『蝕み (むしばみ)』は「低まるさま・劣るさま・衰えるさま」の意。
  • 『天地の心に見る (あめのこころにみる)』陽陰の観点から見る。
  • 『上 (かみ)』ここでは「天・陽」を意味する。
  • 『埴 (はに)』ここでは「地・陰」を意味する。
  • 地上守 (しはかみ)「し (地)」+「わ (上)」+「かみ (守)」。地上の人を治める守を言う。
  • 『味 (あち)』「奥にあるもの・意味・本質」などの意。
  • 『統る (しる)』 は「知る・領る」と同じで「合わす・まとめる・収める」などの意。
  • 日の巡りというものを常に重く考えて規範とせよ。同一人でも昼は雰囲気も明らかだが、夜は暗と交じって衰える。「陽と陰」の観点から見るならば、「天神と地神と地上守」は「陽と陰とその和合」ということである。この本質を写したものが人なのである。 (だから人に陽陰の両面があるのは当然のことである。)


『この三つを 合わす鏡の "ヤ" は社 "タ" は民を治す』

  • 『この三つ (このみつ)』「陽」と「陰」と「その和合=人」。
  • 『鏡 (かがみ)』=「明暗見」=陽と陰とその和合 。
  • 『社 (やしろ)』「や (敬)」+「しろ (代)」。「しろ」は「区分・区画」の意。「やしろ」は「尊い区画」という意で「やかた (敬方・館)」と同義。ここでは上流階層が政を執る政庁舎を言う。
  • 陽と陰と人を合わす "明暗見" の
    「ヤ」は社。「タ」は民を治す。(上流にある者が下流にある民を足して助ける。)


『その君の 万の御機の 政事 治む八隅の 民は八尺 八尺身 普く 照らさんと ヤタの鏡と 名付くなり』

  • 『万の御機の政事 (よろのみはたのまつりごと)』機織りと同様、巧妙な機構と継続と忍耐が必要とされる政事。天君の政務を言う。
  • その頂点にある天君の治めは、万の杼投げにようやく織り上がる機に似た政事。天君が治める全国の民は八尺の身の丈。八隅の八尺身をあまねく恵まん (養つ) と「ヤタのカガミ」と名付けたのである。


『なお みさ法の 味わひを 深く学びて ここに知るべし』

  • 『みさ法 (みさのり)』「みさ」は「みす (見す)」の名詞形。「みす」は「合わす・和合する・調和する」などの意で、ここでは「陽と陰の和合・調和」を言う。したがって「みさ法」は「陽陰和合の法」で、「陽陰和る道」の同義語。
  • 陽陰調和の法の奥義を一層深く学んで、ここに知るべし。



参考サイト:http://gejirin.com/hotuma17.html
     :http://gejirin.com/mitinoku.html



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