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ホツマツタエのおもしろ記事(104)『オノコロ1』

2013-04-08 13:48
ホツマツタエのおもしろ記事(104)  オノコロ1

ホツマツタエ18文『オノコロと呪ふの文』全文解釈の愚行1


前の『淤能碁呂』のページで「オノコロ」の意味を考察した。
ここで一応確認しておこう。

【オノコロ】
1.央心。中心。核心。本源。
  ●中央部。中国。 ●都。中央政府。 ●核。源。種。凝縮。
2.核心の影響力がつくるシステム・調和・秩序。
  ●中央政府の主権が及ぶ地域。国家。国土。
3.央の凝り。心の結実。思いの実現。




天地 晴れて のどかに御幸 遊びます

  • 『天地晴れて (あめはれて)』天も地も晴れ渡る。「万物万象が至って調和する」の意で、その調和を実現する「天地つ日月の君」 (特にアマテル) を称える冒頭の決まり文句。類似の表現として『天地の平けし時に』ホ序 『天地も内外も清に徹る時』ホ14文 『天地も和けき時に』ホ15文 『天地も内外も清く平る時に』ホ17文 『天地も内外も清く徹る時』ホ23文 などがある。
  • 『のどか (長閑)』は「のつ」+「か (如)」の合成語。「か」は「しく (如く)」の名詞形「しか (然・爾)」の約。「のつ」は「のす (乗す)」の変態で、「和す・収まる・調う」などの意。よって「のどか」は「凸凹がなく調和する如きさま」の意。 「のつ」から「のどむ (和む)」が派生している。
  • 『御幸 (みゆき)』「み (御・神/回・巡)」+「ゆき (行く/熟く・活く)」。天地つ日月の君が地を巡ることを言う。「天地つ日月の君が地を巡る」のは、「日・月が天が下を照らして恵む」ことに等しいのである。「みめぐり」「めぐり」「みかり」などとも言う。
  • 『遊ぶ (あそぶ)』は「あす (離す)」+「そぶ (削ふ・反ふ)」の合成。「あす」は「うす (失す)」の変態。「そぶ」は「そる (剃る・反る)」の変態。どちらも「離れる」の意で、ここでは「(通常から/仕事から) 離れる」「OFFにする」などの意。
  • 天も地も曇りなく調い、平和に外出して世の政から離れます。


『タカマは万の 地形 これ オノコロ』と
にこ笑みて 中の巌に 御座します


  • 『タカマ』は「たかみ (高み)」の変態で、「中心・中軸」を意味する。具体的には「天空の中軸・元々明九座」「地の中軸・中央政府・都」「中央最高会議」などを表す。 ここではおそらく「都・中央政府」の意。
  • 『万 (よろ)』は「いろ (色)」の変態。「いろ」は「いよ (弥)・いや (弥)」の変態で、「高まるさま・栄えるさま・おびただしいさま」を表す。
  • 『地形 (くにかたち)』「くに (地)」はここでは「中央」(タカマ) に対する「地方」を指す。「かたち (形)」は「(目に) 現れるさま・形勢」の意。「くにかたち」は「地の現れ・地方の形勢の反映」という意。
  • 『オノコロ』ここでは「央心・中心」「中央政府・都」の意。したがって「オノコロ」は、ここでは「タカマ」の言い換えである。
  • 『にこ』は「にぎ (賑)」の変態で「高まるさま・栄えるさま・熟すさま」の意。これは「ゑみ (笑み)」と同義である。
  • 『中の巌 (なかのいわほ)』「いわほ」は「いわふ (祝う)」の名詞形で、「高まり・栄え・発展」の意。「成長発展して大きくなったもの」を言う。「いわ (岩)」「やま (山)」も同義。「中」はやはり「中央・中心」の意で、天君の座すべき位置を表す。よって「タカマ」「オノコロ」「中」はいずれも「天君の在る所」を意味するのである。
  • 『御座す (おわす)』は「あわす (合わす)」の変態だが、その尊敬語として使われる。
  • 「都は全地方の形勢を映した縮図、これがオノコロなり。」と
    にこやかに笑みて、まん中の岩にいらっしゃいます。


『側に臣あり 天孫 御前に詣で 謹みて そのオノコロの 故を請ふ』

  • 『側 (そば)』は「そふ (添う・沿う)」の名詞形。
  • 『臣 (とみ)』は「とも (供・伴・部)」の変態で「とむ (留む)」の名詞形。「とむ」はここでは「合わす・仕える・束ねる」などの意で「天君に仕えて民を治める者」を言い、「もののべ (物部)」の同義語。 今風に言えば「役人・官吏・公務員」。天君と民以外の者はすべて「臣」である。
  • 『天孫 (あめみまご)』「あめ」は「陽陰」の意で、妹背神であるアマテルを指す。「みまご (御孫・神孫)」は、ここでは「まご (孫)」の尊敬語。ここでは特に「ニニキネ」(瓊瓊杵尊)を言っている。
  • 『御前 (みまえ)』「み (神・御)」+「まえ (前)」。神の前。
  • 『詣づ (もふつ)』は「(低みから高みに) 上る」の意。
  • 『謹む (つつしむ)』は「(心・身を) 合わす・添える・直す」が原義で、「心する・気を付ける・心を正す」などの意。
  • 『故 (ゆえ)』は「ゆふ (言う)」の名詞形で、「いゐ (謂)」「い (謂・意)」「あや (文・綾)」「ゆえん (所以)」「いわれ (謂れ)」などの変態。
  • 『請ふ (こふ)』は「交ふ・乞ふ・恋ふ・媚ふ」で、「(心を) 寄せる・執着する・求める・欲す」の意。
  • 供をする天孫ニニキネはアマテルの神前に上り、心してその “オノコロ” の謂れを尋ねる。


君の教えは
『二神の うきはしに立ち "この下に 国 無からん" と 経・矛 以て 栄くる みほこの 滴が 凝り成る州を オノコロと』


  • 『二神 (ふたかみ)』イザナギとイザナミの夫婦。オモタル・カシコネを最後にクニトコタチから続く皇統は途絶え、神代の日本は滅びる。その後に天つ君となった二神は、何もかも始めからやり直さなければならなかった。二神は退廃した日本に再び「経矛の道 (法と戒の道)」を敷き、臣民を指導し、産業を復興させてゆく。
  • 『うきはし』「うく(受く・和く)」+「はす(合す)」の名詞形。両語共に「合う・合わす・結ぶ」などの意。「うきはし」は「結び・渡し・仲介・仲人」の意。ここでの「うきはし」は「仲介を得て結ばれた根国とヒタカミの協力関係」という意味で、「本来の皇統から外れる天つ君」という、二神の立脚点を表現するものである。
  • 『この下 (このした)』根国とヒタカミの協力の下。
  • 『国 (くに)』ここでは「国としてのシステム・国家」の意と考える。
  • 『無からん』「なから (「無し」の未然形)」+「ん (ぬ:否定)」+「や (反語の助詞)」の略。ここでは「どうして無いことがあろうか」の意。推量・意思の助動詞「ん・む」は、この否定の反語「んや」を起源とすると考える。
  • 『経・矛 (と・ほこ)』調和と秩序を実現するための2大手段。具体的には法と警察力。「と」の語源は解明できていないが「たて (立て・経)」と同義と考える。「たて」は「上から下への筋道」で、それは宇宙の大原則の一である。辞書には「法則・おきて」とある。「とのち (調の道)」の「と」とは異なる。
    「ほこ」は「ほく」の名詞形で、「ほく」から「ほぐす (解す)」が派生する。「ほこ (矛)」は「離すもの・分けるもの・断つもの」の意。
  • 『栄くる (さくる)』は「しゃくる」「すくう」と同じ。「高める・上げる」の意。ここでは、二神が経と矛によって瀕死の国と国民を救ったという意味。
  • 『みほこ』は「もふけ (儲け)」の変態で、「実り・成果・果実・利得」などの意。
  • 『滴り (したたり)』は「しつ (垂づ)」+「たる (垂る)」の合成語の名詞形。どちらも「下る・落ちる」の意であるが、ここでは「(満ち溢れて) こぼれ落ちる」の意。よって「したたり」は「余剰・余裕・分れ」などの意。
  • 『凝り成る (こりなる)』「固まって形となる・実体化する・具象する」の意。
  • 『州 (しま)』は「しめ (占め・締め・閉め)」の変態。「分け・区分・区画」が原意で、水上に浮かぶ「島」に限定されない。「しふ (州)」「しい・しゐ (州)」「すみ (隅)」などもこの変態である。
  • 『オノコロ』ここでは「核心の影響力がつくるシステム・調和・秩序」を言い、「中央政府の主権が及ぶ区域」「国家を構成する各地域・国土」を意味している。
  • 君が教えるには
    『二神は根国とヒタカミ国の協力に立脚し、“この協力の下に国家がまとまらぬはずがない” と、経矛の道 (法と戒の道) を以て瀕死の国と国民を救い上げる。その功績の影響が形となって現れたものがオノコロである。』


『下りて共に 婚ぎして 実柱 回り 陽陰歌を 詠みて オノコロ 万物を 生みしは』

  • 『下りて (くだりて)』 「天 (中央政府) から下る」の意と考える。二神が結ばれた頃の中央政府は暫定的にヒタカミだったので、この地を離れることは「下る」ということになる。後にオシホミミがヒタカミの「タカの首」からテルヒコを大和に派遣する時にも「くだす (下す)」と表現している。
  • 『婚ぎ (とつぎ)』は「とつぐ」の名詞形。「とつぐ」は、「とつ(閉づ・綴づ)」+「つく (付く・接ぐ)」の合成語。どちらも「合わす・交える・結ぶ」などの意。 ここでは「夫婦の交合」によって「陰陽和合による物質化」を象徴している。
  • 『実柱回る (みはしらめぐる)』「みはしら」は「中柱・大黒柱」の意。二神は葦原中国の「オキツの宮」 (琵琶湖の南西部) を新都として国家再生の胞衣とし、ここに「ヤヒロ殿」を建て、その中柱を天の陽陰歌を歌いながら回ることで万物を再生してゆく。
  • 『陽陰歌 (あわうた)』陽陰の節だという五・七調に綴った歌。「天の陽陰歌 (あのあわうた・あめのあわうた)」と「地の陽陰歌 (わのあわうた)」がある。二神は天の陽陰歌によって国を再生し、地の陽陰歌を教えることで民の言葉を直したという。
    『二神の 天の陽陰歌に 国を生み 地の陽陰歌に 音声 成る』ミ1文
  • 『オノコロ』ここでは「中央政府・都」、また「(繁栄発展の) 源・種」の意。
  •  (二神は時の中央政府のヒタカミから) 下り、夫婦和合 (陽陰和合) して八紘殿の中柱を回り、天の陽陰歌を詠む。こうして新たな中央政府を建て、また万物を再生した。これはそもそも・・・


ここから先は文字の元である「タミメ (手見め)」の解読がなされないことには詳細な意味の解釈は不可能である。
「タミメ」とは「手の組み合わせ」という意。手を組み合わせた造形で陽陰の48神を表現したもので、仏教伝来以降は「手印 (しゅいん)」とか「印相 (いんぞう)」などとも呼ばれる。タミメを平面上に押し写したものがヲシテ (押手) である。
現在でも皇室ではタミメによる儀式が行われていると聞いたことがある。 宮内庁が何らかの手がかりを持っているなら、ぜひとも公開して欲しいものである。



『昔 天地の 空・泥 未だ アメミヲヤ 'ア手' を結びて 吹く 空洞 際なく回り』

  • 『昔 (むかし)』「むく」のク語法。「むく」は「まく (罷く)」の変態で、ここでは「(過去に) 離れる」の意。 「むかし」は「離れた如きさま・隔世のさま」が原義。
  • 『天地の (あめつちの)』ここでは「後に天地となる (空・泥)」の意。 詳しくは『天地創造』を参照。
  • 『空・泥 (あほ・うび)』「泡・泥 (あわ・うび)」とも、また略して「あ・う」とも呼ばれる。天元神が「陽・陰」に分離する以前の半混沌状態を表す言葉で、陽の元となったものを「アワ(泡)・アホ(空)」、陰の元となったものを「ウヒ(泥)」と表現している。
  • 『未だ (いまだ)』「いま (今)」+「また (未だ)」の合成。「まだ (未だ)」は「また」+「で」の合成。「また」は「まつ (全つ)」の未然形。「で」は打消の接続助詞。「まだ (未だ)」は「満ちないで」の意。「いまだ (未だ)」は「その時点では満ちないで」の意。「空・泥」が陽陰にくっきりと精製分離していない状態を表す。
  • アメミヲヤ (陽陰上祖)』根源神。創造主。陽・陰を分けて大宇宙を創造した神霊。
  • 『ア手を結ぶ (あておむすぶ)』'ア' のタミメを結ぶ。手を組み合わせて造形するタミメを「~手を結ぶ」と表現する。
  • 『吹く (ふく)』は、ここでは「活気づく・勢いづく・動く」などの意。
  • 『空洞 (うつほ)』この「うつほ」は、後に陽が分れて出来る「うつほ (空)」とは区別して、「陽陰分離前の原始空間」「無の空間」の意と考えたい。
  • 『際なく回る (きわなくめぐる)』際限なく回る。無限に回る。
  • 昔、後には天地と成る「空泥」は、未だ陽陰に分離せず混沌の状態であった。ここにアメノミヲヤは「ア」のタミメを結ぶ。すると原始空間にただ漂っていた「空泥」は、動機付いて無限に回り始めたのであった。


『'ウヰ'と'ウヌ' 'アウヌ' 結びて 天 創り』

  • 『ウヰ』『ウヌ』『アウヌ』タミメの種類。
  • 『天 (あま)』ここでは「非物質界」の意。一般的に「人間がおよばぬ世界」をいう。「天=非物質界」の内にも陽側 (上側) と陰側 (下側) がある。天の陰側の最下層部が「地=物質界」を成している。
  •  (次にアメノミヲヤは) 「ウヰ」と「ウヌ」と「アウヌ」のタミメを結んで天を創る。


『'ウヌア' 交じりて 'ウハ' 結び 'ウヒ' を地球』

  • 『ウヌア』『ウハ』『ウヒ』タミメの種類。
    「ウヒ」は「泥」(水+埴) を表していると考える。
  • 『交じる (まじる)』は「合う/合わす」が原義で、ここでは「むすぶ (結ぶ)」の言い換えと考える。
  • 『地球 (くにたま)』物質の球。物質界にある人間の舞台となる地球。
  • (次にアメノミヲヤは) 「ウヌア」を合せて「ウハ」を結び、「ウヒ」を結んで地球を創る。


参考サイト:http://gejirin.com/hotuma18.html
     :http://gejirin.com/mitinoku.html



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天地つ日月の君

この言葉の「つ」が記紀などの記されている「津」であれば、「何々 の 何々」と言う時の
【の】という接続の語になるのではありませんか?

つまり【天地の日月の君】となるのでは?
金鵄 | 2013-05-05 06:43 | 編集
基本的に「つ」は「たる」が縮まったもの、「の」は「なる」が縮まったものだと思います。「たる」と「なる」は発音の変態同士ですから根本的には同じです。その源は「ある」だと思います。

だから「天地つ日月」は「天地たる日月」「天地なる日月」「天地である日月」と言い換えることができます。これらは「天地の日月」とイコールです。また天地=陽陰=日月 ですから、「陽陰である日月」という意味になります。そしてこの意味も含んでいると思います。

しかし「たる」には「足る」「垂る」の意味もあります。さらに「たる」は「ちる」「つる」「てる」「とる」の発音のバリエーションとも考えねばなりません。「なる」にしても同様です。
そうすると、ありとあらゆる解釈が可能となって収拾がつかなくなります。

それで「日月」の方に目を向けますと、次のような言い方があります。

天が下 和して恵る 日月こそ 晴れて明るき 民の父母なり』7文
日月と我は 天地も照らすさ』ホ8文
『キ・ミは 天地 照る 月・日なり』ホ13文
『御子ワカヒトに 天地照らす 日月を譲り ます時に』ホ19-1文
天地 照らす 日月の君と 守る箱根ぞ』ホ24文
陽陰を束ねて 日月 為す 裳裾を汲めと』28文
上下 恵む神となる 国の名もこれ』ホ38文

これらから考えて「天地つ日月」は「天地照らす日月」と同義である、と判断するわけです。

「天地」は「上と下・上位者と下位者・貴と賤」「中と端・中央と地方」などを表し、結局は「あまねくすべて」という意味だと思います。
「照らす」は、「足らす」「高める・栄す・潤す・恵む」などの意と考えます。

御預二号 | 2013-05-05 09:31 | 編集
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