2017 081234567891011121314151617181920212223242526272829302017 10

スポンサーサイト

-------- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ホツマツタエのおもしろ記事111『皇孫降臨』

2013-04-29 08:37
ホツマツタエのおもしろ記事(111)  皇孫降臨


→ 前回までのお話


クシタマホノアカリはヒタカミから大和の地 (今の奈良県) に下ることになった。それは一応、それまで春日県を治めていたヰチヂ (市千魂命)が老齢のために県主を退任することに対応してのことである。 しかしそれだけならば別の臣を春日県主に選任すれば済む話である。

おそらく天君オシホミミはこれを契機として、中国 (中央政府) の政を長男のクシタマホノアカリに執らせる構想を持ったのだろう。この時期オシホミミはヒタカミを都としており、中央の政治は「代の殿」のタカキネが代行していたからである。

したがってクシタマホノアカリが「三種宝」「十種宝」を授与されて中国の大和に下るということは、事実上、新しい天君 (中央政府の総帥) の就任を意味するものだと考える。 大物主のクシヒコやアマノコヤネが随行していることからもそれが窺える。当初の予定ではこの二人が新しい天君の左右の臣になるはずだったのだろう (異なる展開を見るのだが)。


ホツマツタエ20章『皇孫十種得る文』のこの部分は、先代旧事本紀の『天神本紀』にも同様の記事があるので併記してみたいと思う。



『中国の守 拒まんを 防ぐ供守』

  • 中国 (なかくに)』「中央の地」という意で、地理的にも政治的にも日本の中心である。広義にはヒタカミ (東北)・根の国 (北陸)・サホコチタル (中国) を除く本州を言う。この範囲がオリジナルの日本の領地であった。ここからしだいに版図を拡大していったのである。「葦原中国 (あしはらなかくに)」「葦原国 (あしはらくに)」とも言い、また「ヤマト (和)」とは本来この地を指す名であった。
  • 『守 (かみ)』上位にあって下位の者を治める者。「上・頭・官・公」の意で、「長・主・司」の同義語。またこれは「臣」「物部」の同義語である。「もり (守)」とも言う。
  • 『拒まん (こばまん)』中国を治める国守達が新たな総帥を拒む可能性を完全には否定出来ないので、一応の用心のためという意と思う。
  • 『供守 (ともがみ)』「とも (供・伴・共)」は「とむ (留む)」の名詞形。「留む」は「添う・付く」の意。
  • 『旧事』高皇産霊尊勅曰、若有葦原中国之敵拒神人而待戦者、能為方便誘欺防拒。而、令治平。令三十二人並為防衛、天降供奉矣。
    高皇産霊尊は宣して曰く「もし葦原中国の敵、神人を拒まんと待ち受けて戦う者あらば、うまく方策し誘い欺いてこれを防ぎ拒み、そうして治め平らげよ。」そして総32人に宣して防衛となし、天降りの供を奉った。



『カグヤマは ヤマズミの二子』

  • 『カグヤマ』カグヤマツミの略。カグツミの第2子。「カグヤマツミ (橘山統み)」の名は「橘山を治める者」の意であり、これは父のカグツミに継いでハラミの宮 (サカオリ宮) の治めを預かったことを推測させる。後にテルヒコモノヌシとして大和に下る。アマテルの三子の娘の一人「タキコ (湍津姫・多岐都比売命)」を娶り、「カゴヤマ (天香語山)」 と「アメミチ姫 (天道日女命)」を生む。
  • 『ヤマズミ』オオヤマズミ (大山祗)」の略。ここではサクラウチの子の「カグツミ」である。 カグツミは「橘統み」で「橘山 (かぐやま) を治める者」の意と思われる。「橘山 (かぐやま)」は富士山の別名の一つ。これはヤマテルがイサワ宮に、オシホミミがタガ若宮に移った後、カグツミがハラミの宮 (サカオリ宮) の治めを預かったことを推測させる名である。
  • 『二子 (ふこ)』第2子。
  • 『旧事』天香語山命 (あまのかごやまのみこと)、尾張連 (おわりのむらじ) 等の祖
    したがって旧事では「カグヤマツミ」ではなく、その子の「カゴヤマ (天香語山)」に変じているわけである。


『フトタマは ミムスビの三子』

  • 『フトタマ (天太玉命)』タカキネの第3子。ナガスネヒコ (長髄彦)、ミカシヤ姫 (御炊屋姫)、アメトミ (天富命) の祖父。テルヒコの左の臣となる。
  • 『ミムスビ』「タカミムスビ (高皇産霊尊)」の略。タカキネは7代のタカミムスビである。
  • 『三子 (みこ)』第3子。
  • 『旧事』天太玉命 (あまのふとたまのみこと)、忌部首 (いむべのおびと) 等の祖


『コヤネとは カスガ殿の子』

  • 『コヤネ』アマノコヤネ (天児屋命)。
  • 『カスガ殿 (かすがとの)』「春日県を治める政殿の主」という意。春日県主となった「ヰチヂ (市千魂命)」の肩書き。「カスガ」という地名は、アマテルの「心地かすか」という発言から起こっており、「かす (高す・明す・炊す・活す)」+「か (如)」が原義。
  • 『旧事』天児屋命 (あまのこやねのみこと)、中臣連 (なかとみむらじ) 等の祖


『クシタマは ミムスビの四子』

  • 『クシタマ (天櫛玉命)』ホツマには名前しか登場しない。 「櫛玉命神社」や「白提神社」の祭神としてその名が見える。
  • 『四子 (よこ)』第4子。
  • 『旧事』天櫛玉命 (あまのくしたまのみこと)、鴨県主 (かものあがたぬし) 等の祖



『ミチネとは カンミの曾孫』

  • 『ミチネ (天道根命)』ムラクモ (天村雲命) の兄。トヨケの死後、しばらくアマテル自身がサホコチタルの政治に当たったが、後任にカンサヒとツハモノヌシ・コクミを配し、ソサノヲとアマノミチネを伴ってヤスクニ宮に帰っている。ホツマにはもう一人「タカクラシタ (高倉下)」の妹婿で、紀の国造となった同名の人物が登場する。
  • 『カンミ』カンミムスビ (神皇産霊尊)」の略。6代タカミムスビ「ヤソキネ」の譲位後の称号。
  • 『旧事』天道根命 (あまのみちねのみこと)、川瀬造 (かわせのみやつこ) 等の祖


『カンタマは ヤマスミの三子』

  • 『カンタマ (天神玉命)』カグツミの第3子。カグヤマツミの弟。「神谷神社」の祭神としてこの名が見える。「カンタマ」も同音の名の人物がすぐこの後に出てくる。
  • 『旧事』天神玉命 (あまのかむたまのみこと)、三嶋県主 (みしまのあがたぬし) 等の祖


『サワラノは アカツチの孫』

  • 『サワラノ (天椹野命)』 アカツチの孫で、ユツヒコ (天湯津彦命) の兄。「都波岐奈加等神社」の祭神としてこの名が見える。
  • 『アカツチ (赤土命)』筑紫を治める国守の一人。ハヤスフ姫の父。アシナツチの兄。アマテルの内宮セオリツ姫により北の局を解任されたモチコ・ハヤコを自分の新局として、またハヤコの三つ子の姫 (タケコ・タキコ・タナコ) を、ウサ宮に受け入れる。ニニキネが山陽を巡った時、アカツチに命じて安芸の禿げ山に檜・杉を植えさせる。
  • 『旧事』天椹野命 (あまのくぬのみこと)、中跡直 (なかとのあたい) 等の祖


『ヌカドとは カガミツコの子』

  • 『ヌカド (天糠戸命・天抜戸)』この人物も名前しか登場しない。 「鏡作坐天照御魂神社」や「中山神社」の祭神としてこの名が見える。
  • 『カガミツコ (鏡作命)』「つこ」には「造」「仕」「掴・束・司」の3種の意味があるが、「カガミツコ」は3つとも重ねて「鏡造りに仕える者の司」の意か。これが「イシコリドメ (石凝姥命)」を指している可能性はあると思う。やはり「中山神社」の祭神としてこの名が見える。
  • 『旧事』天糠戸命 (あまのぬかとのみこと)、鏡作連 (かがみつくりのむらじ) 等の祖


『アケタマは タマツコの子ぞ』

  • 『アケタマ (天明玉命)』やはり名前しか登場しない。「玉作湯神社」「櫛玉命神社」「玉祖神社」「建部神社」などの祭神としてこの名が見える。これらの神社によると、櫛明玉命 (くしあかるたまのみこと)、羽明玉命 (はあかるたまのみこと)、豊玉命 (とよたまのみこと)、玉祖命 (たまのおやのみこと)、玉屋命 (たまのやのみこと) の別名を持つという。
  • 『タマツコ (玉作)』「つこ」には「造」「仕」「掴・束・司」の3種の意味があるが、「タマツコ」は3つとも重ねて「玉造りに仕える者の司」の意か。「アケタマ」の別名だという豊玉命 (とよたまのみこと)、玉祖命 (たまのおやのみこと)、玉屋命 (たまのやのみこと) はこちらを指しているのでは?
  • 『旧事』天明玉命 (あまのあかるたまのみこと)、玉作連 (たまつくりのむらじ) 等の祖


『ムラクモは ミチネが弟』

  • 『ムラクモ (天村雲命・天牟良雲命)』カンミの曾孫。ミチネの弟。アヒワケの祖父。オモイノカネの後任として日夜見になるが、テルヒコと共に大和へ下る。その後タチカラヲが日夜見となるが、ニニキネに同行するため、再びムラクモが日夜見に就く。ところがムラクモ (叢雲) という名では、鏡 (=明暗見=日夜見=暦) が曇るというので、アメフタヱの名を賜る。コヤネから祭の文 (天文) を与えられ、妹背の神教人を受け嗣ぐ。「五所神社」「伊笠神社」「二上射水神社」などの祭神。
  • 『旧事』天牟良雲命 (あまのむらくものみこと)、度会神主 (わたらいのかんぬし) 等の祖


『ウスメヒコ ミケモチの孫』

  • 『ウスメヒコ』やはり名前しか出てこない。旧事は「ウズメ (天鈿売命)」に当てているようだが、そうとは思えない。
  • 『ミケモチ』不詳。旧事の神代系紀には「天御食持命 (あめのみけもちのみこと) は神皇産霊尊の子で天道根命・天神玉命の兄。紀伊値 (きいのあたい) 等の祖」と記されている。
  • 『旧事』天鈿売命 (あまのうずめのみこと)、猿女君 (さるめのきみ) 等の祖


『カンタチは コモリの初子』

  • 『カンタチ (天神立命)』コモリの長男。大和ではモノヌシとしてテルヒコに侍っていたらしい (始めはカグヤマがテルヒコのモノヌシとなっている)。後に筑紫からの御使の要請に応えて、モノヌシとして筑紫へ行き、現地のハテヅミと共に三十二県を治める (ツクシヲシカの初)。曽於のフナツの娘フトミミを娶ってフキネを生む。「神足神社」「久我神社末社、歯神社」の祭神。
  • 『コモリ (子守神)』クシヒコミホツ姫の子 (斎名:ミホヒコ 幼名:ヨロギマロ) 。父クシヒコの後を受けて、ニニキネ中央政府の大物主となり、以後ホオテミ・ウガヤフキアワセズの三朝に大物主として仕える。
  • 『初子 (はつこ)』第1子。
  • 『旧事』天神立命 (あまのかむたちのみこと) あるいは 天背男命(あまのせおのみこと)、山背久我直(やましろのくがのあたい) 等の祖
    また神代系紀には、高皇産霊尊の児、天神立命 (あまのかむたちのみこと)、山代久我直等の祖とある。


『アメミカゲ タタキネの御子』

  • 『アメミカゲ (天御陰命)』ホツマには名前しか登場しない。「御上神社」「弥加宜神社」の祭神とされるが、これはおそらくホノススミの孫の「アメミカゲ」と混同されている。また天目一箇神(あめのまひとつのかみ)とも同一視されている。
  • 『タタキネ』アマテルとハヤアキツ姫の子「アマツヒコネ (天津彦根命)」の斎名。
  • 『御子 (おこ)』アマテルの孫であることに対する敬称と思われる。
  • 『旧事』天御陰命 (あまのみかげのみこと)、凡河内直 (おおしこうちのあたい) 等の祖


『ミヤツヒコ カナサキの三子』

  • 『ミヤツヒコ』やはり名前しか出てこない。また他の文献にも現れず、まったく手がかりなし。
  • 『カナサキ (宇都志日金折命)』住吉神
  • 『旧事』天造日女命 (あまのつくりひめのみこと)、阿曇連 (あずみのむらじ) 等の祖


『ヨテヒコは コモリの四つ子』

  • 『ヨテヒコ (天世手命)』やはり名前しか出てこない。
  • 『旧事』天世平命 (あまのよむけのみこと)、久我直 (くがのあたい) 等の祖


『アメトマミ ヌカタダの御子』

  • 『アメトマミ (天戸間見命・天斗麻彌命)』クマノクスヒの子。後にニニキネのオオモノヌシ・コモリの副モノノベとなっている。「馬見岡神社」の祭神。
  • 『ヌカタダ』クマノクスヒ (熊野樟日) の斎名。アマテルとトヨ姫アヤコの子。クスヒはクマノ神 (イサナミ) を祭る御杖代になったらしく。ナチの若御子という別名を持つ。「熊野那智大社」「熊野坐神社」の祭神。
  • 『御子 (おこ)』アマテルの孫であることに対する敬称と思われる。
  • 『旧事』天斗麻弥命 (あまのとまねのみこと)、額田部湯坐連 (ぬかたべのゆえのむらじ) 等の祖


『アマセオは カンミの玄孫』

  • 『アマセオ (天背男命)』カンミの玄孫 (やさご)。タマクシのいとこ。「久多神社」の祭神。「尾張大國靈神社」にもこの名が現れる。
  • 『旧事』天背男命 (あまのせなお) あるいは 天背斗女命 (あまのせとめのみこと)、尾張中嶋海部直 (おわりのなかじまのあまべのあたい) 等の祖


『タマクシは セオのいとこぞ』

  • 『タマクシ (天玉櫛彦命)』 ホツマには名前しか出てこない。「津原神社」祭神。
  • 『セオ』=アマセオ (天背男命)。
  • 『旧事』天玉櫛彦命 (あまのたまくしひこのみこと)、間人連 (はしひとのむらじ) 等の祖


『ユツヒコは サワラノの弟』

  • 『ユツヒコ (天湯津彦命)』アカツチ (赤土命) の孫。サワラノ (天椹野命) の弟。「安積國造神社」の祭神。また「速谷神社」の由緒にも名前が見える。
  • 『旧事』天湯津彦命 (あまのゆつひこのみこと)、安芸国造 (あきのくにのみやつこ) 等の祖


『カンタマは タマクシの弟』

  • 『カンタマ (天神魂命)』二人目の「カンタマ」。タマクシ (アマセオのいとこ) の弟で、ミツギヒコの兄。
  • 『旧事』天神魂命 (あまのかむたまのみこと) または 三統彦命 (みむねひこのみこと)、葛野鴨県主 (かどののかものあがたぬし) 等の祖


『ミツキヒコ カンタマの弟』

  • 『ミツキヒコ (天三降命)』カンタマとタマクシの弟。
  • 『旧事』天三降命 (あまのみくだりのみこと)、豊国宇佐国造 (とよくにのうさのくにのみやつこ) 等の祖


『アヒミタマ タカギの四つ子』

  • 『アヒミタマ (天日神命)』阿麻氏留神社」の祭神。
  • 『タカギ (高木神)』タカキネ (7代タカミムスビ) と同じ。
  • 『旧事』天日神命 (あまのひのかみのみこと)、対馬県主 (つしまのあがたぬし) 等の祖


『チハヤヒは ヨテの弟 五子』

  • 『チハヤヒ (乳速日命)』知波夜比古神社」の祭神。
  • 『ヨテ』「ヨテヒコ (天世手命)」の略。
  • 『五子 (ゐこ)』コモリの第5子という意。
  • 『旧事』乳速日命 (ちはやひのみこと)、廣湍神麻続連 (ひろせのかむおみのむらじ) 等の祖


『ヤサカヒコ コモリの八つ子』

  • 『ヤサカヒコ (天八坂彦命)』コモリの第8子。「神麻続機殿神社」の祭神。
  • 『旧事』八坂彦命 (やさかひこのみこと)、伊勢神麻続連 (いせのかむおみのむらじ) 等の祖


『イサフタマ ツノコリの子ぞ』

  • 『イサフタマ (天伊佐布魂命)』不明。
  • 『ツノコリ (角凝魂命)』不明。神皇産霊尊-角凝魂命伊佐布魂命-天底立命-天背男命-天日鷲翔矢命 という系図がある。
  • 『旧事』伊佐布魂命 (いさふたまのみこと)、倭文連 (しどりのむらじ) 等の祖


『イキシニホ オモヒカネの子』

  • 『イキシニホ (伊岐志邇保命)』タチカラヲ(手力雄神)、ウワハル (天表春命)、シタハル (天下春命) の兄弟。
  • 『オモヒカネ (思兼命)』タカキネの子。ワカ姫の夫。詳しくは こちら を参照。
  • 『旧事』伊岐志迩保命 (いきしにほのみこと)、山代国造 (やましろのくにのみやつこ) 等の祖


『イクタマは タカギの五つ子』

  • 『イクタマ (天活玉命)』高瀬神社」「気多神社」の祭神。
  • 『タカギ (高木神)』タカキネ (7代タカミムスビ) と同じ。
  • 『旧事』活玉命 (いくたまのみこと)、新田部直 (にいたべのあたい) の祖


『サノヒコネ ヒコナの子なり』



『コトユヒコ ハラキネの御子』

  • 『コトユヒコ (天事湯彦命)』名前以外は不明。
  • 『ハラキネ』アマテルとオオミヤ姫ミチコの子「イキツヒコネ (活津彦根命)」の斎名。
  • 『御子 (おこ)』アマテルの孫であることに対する敬称と思われる。
  • 『旧事』事湯彦命 (ことゆつひこのみこと)、畝尾連 (とりおのむらじ) 等の祖


『ウワハルは ヤツココロの子』

  • 『ウワハル (天表春命)』阿智神社」「戸隠神社、宝光社」の祭神。阿智地方開拓の祖神という。
  • 『ヤツココロ (八意)』オモヒカネの別名。
  • 『旧事』八意思兼神 (やごころのおもいかねのかみ) の兒表春命 (うわはるのみこと)、信乃阿智祝部 (しなののあちのいわいべ) 等の祖


『シタハルは ウワハルの弟』

  • 『シタハル (天下春命)』ヤツココロ (オモヒカネ) の子で、ウワハルの弟。「小野神社」の祭神。
  • 『旧事』天下春命 (あまのしたはるのみこと)、武蔵秩父国造 (むさしのちちぶのくにのみやつこ) 等の祖


『アヨミタマ タカギの七子』

  • 『アヨミタマ (天月神命)』箱崎八幡神社、月讀社」の祭神。兄のアヒミタマ (天日神命) と対を成す。
  • 『タカギ (高木神)』タカキネ (7代タカミムスビ) と同じ。
  • 『七子 (ななこ)』第7子。
  • 『旧事』天月神命 (あめのつきがみのみこと)、壱岐県主 (いきのあがたぬし) 等の祖


『総 三十二 皆 乗馬で 守り行く』

  • 『乗馬 (のりむま)』馬に乗ること。騎乗。


香川県善通寺市の「大麻神社」や、鹿児島県肝属郡の「四十九所神社」では、上記の32守がまとめて祭られている。



『御子は八房の 斎出車 二十五の侍人を 五供の 守る上司』

  • 『御子 (みこ)』 天君オシホミミの御子であるクシタマホノアカリ。
  • 『八房の斎出車 (やふさいてくるま)』「八角形の尊い外出用の乗り物」の意。これは三種宝を受けた人 (天君またはそれに準ずる者) 専用の乗り物である。詳しくは『おみこしの起源』を参照。
  • 『二十五の侍人 (ふそゐのはと)』「25人の侍る人」の意だが、特に下級のモノノベ・小臣を言うように思われる。当然「鳩」にかけている。
  • 『五供 (ゐつとも)』「五組・五部隊」の意。25人の侍人を5部隊編成することを言う。
  • 『上司 (みやつこ)』「みや (敬・上)」+「つこ (仕/司)」。「上級の仕い・上司」の意。1部隊25人の侍人を5人の上司が司る。
  • 『旧事』副五部人為従天降供奉
    五部人 (いつとものお) を副え、従と為して天降り供へ奉る。


『アマツマラ カンミの玄孫』

  • 『アマツマラ (天津麻良)』 カンミの玄孫。アマツハバラ (天津羽原) の甥。テルヒコの五供の上司の一人、またテルヒコの乗るイワクス船の舵取り。「立岩神社」の祭神。また「大鳥大社」の由緒によると「大庭造は神魂命 (カンミムスビ) の八世の孫、天津麻良命の後なり」。
  • 『旧事』物部造 (もののべのみやつこ) 等の祖、天津麻良(あまつまら)。 
        阿刀造 (あとのみやつこ) 等の祖天津麻良 (あまつまら)。


『アカマロは ツクバソソの子』

  • 『アカマロ (天都赤麻良)』テルヒコの五供の上司の一人。またアカホシと共にテルヒコの乗るイワクス船の水手。「深江稲荷神社摂社、笠縫社」の祭神「天津麻占命」は、この人を言ってるように思う。
  • 『ツクバソソ』筑波山周辺を治める国守と思われる。ツクバハヤマの子孫がツクバソソだろうと推測する。
  • 『旧事』笠縫部 (かさぬいべ) 等の祖天曽蘇 (あまのそそ)。 
        笠縫 (かさぬい) 等の祖天津麻占 (あまつまうら)。 
        曽曽笠縫 (そそかさぬい) 等の祖天都赤麻良(あまつあかまら)。
    旧事の記述は混乱があるように思うが、天曽蘇 (あまのそそ) は、ツクバソソを言っている様に思われる。


『アカウラは シホモリの二子』

  • 『アカウラ (天津赤占)』テルヒコの五供の上司の一人。またテルヒコの乗るイワクス船の船子司。
  • 『シホモリ』不明。
  • 『旧事』為奈部 (いなべ) 等の祖天津赤占 (あまつあかうら)。


『マウラとは ヤマスミの五子』

  • 『マウラ (天津真浦・天津麻占)』カグツミの第五子。カグヤマツミ・カンタマの弟。テルヒコの五供の上司の一人で、イワクス船での風見役。後にはサカオリ宮の預かり役となったようである。アシツ姫イハナガ姫の父のオオヤマズミはこの人。マウラは相模の小野に新田を成して『マウラ守』と呼ばれ、ここに橘の木を植えて初代の『橘の君』となる。
  • 『ヤマズミ』「オオヤマズミ (大山祗)」の略。ここではサクラウチの子の「カグツミ」である。
  • 『旧事』十市部首 (とおちべのおびと) 等の祖富々侶 (ほほろ)。 
        倭鍛師 (やまとのかぬち) 等の祖天津真浦 (あまつまうら)。 
        笠縫 (かさぬい) 等の祖天津麻占 (あまつまうら)。


『アカホシは カツテの弟 この五人』

  • 『アカホシ (天津赤星)』ヒコトヌシの子で、カツテの弟。テルヒコの五供の司の一人。またアカマロと共にイワクス船の水手。「赤星神社」の祭神。
  • 『カツテ (勝手神)』ヒトコトヌシとヤスタマ姫の子。ツルギネの祖父。詳しくは『勝手神』を参照。
  • 『旧事』筑紫弦田物部 (つくしのつるたもののべ) 等の祖天津赤星 (あま
        つあかぼし)。
        為奈部 (いなべ) 等の祖天都赤星 (あまつあかぼし)。


『オオモノヌシは 五組の モノベ 二十五を 率き添ふて 供人 総て 八百六十四』

  • 『オオモノヌシ (大物主)』 ここでは2代大物主のクシヒコ。オオモノヌシについては こちら を参照。
  • 『モノベ二十五 (ものべふそゐ)』「モノベ」は「モノノベ (物部)」と同じ。「モノベ二十五」は「二十五の侍人 (ふそゐのはと)」の言い換え。25人×5組の侍人 (下級のモノノベ・小臣)を、アマツマラ・アカマロ・アカウラ・マウラ・アカホシの5人が司り、オオモノヌシが統括したというわけである。


-つづく-


参考サイト:http://gejirin.com/hotuma20.html
     :http://gejirin.com/mitinoku.html



スポンサーサイト

トラックバックURL
http://divinehuman.blog.fc2.com/tb.php/126-a57481c2
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
プロフィール +

御預二号

Author:御預二号
FC2ブログへようこそ!

最新記事 +
最新コメント +
最新トラックバック +
月別アーカイブ +
カテゴリ +
検索フォーム +
RSSリンクの表示 +
リンク +
ブロとも申請フォーム +
QRコード +
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。