2017 101234567891011121314151617181920212223242526272829302017 12

スポンサーサイト

-------- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ホツマツタエのおもしろ記事127『天目一箇命』

2013-06-13 15:20
ホツマツタエのおもしろ記事(127)  天目一箇命


ホツマツタエ23章『衣定め 剣名の文』全文解釈 その6


時にまた オオモノヌシが 申さくは
『昔 乱れず 驕らぬを 粗衣を着ては いづくんぞ』


  • 『オオモノヌシ (大物主)』 「中央政府のモノノベの主」という意。地の政 (国家行政) を司る最高長官。詳しくは『大物主』を参照。ここでは2代大物主のクシヒコを指す。クシヒコはアマテルの娘のタケコと甥のオホナムチの子であるから、アマテルの孫に当たる。
  • 『申さく (もうさく)』「もうす (申す)」+「しく (如く)」の合成から「し」をカットして名詞化したもの。世間ではこれをク語法と呼ぶ。「申す如く」の意。
  • 『昔 (むかし)』「むく」+「しく (如く)」の合成から「く」を省いたク語法。「むく」は「まく (罷く)」の変態で、ここでは「(過去に) 離れる」の意。 「むかし」は「過ぎ去る如きさま・隔世のさま」が原義。
    ここでの「昔」は「クニトコタチの時代=トコヨ」を言っており、アマテルの次の言葉に対応している。
    『クニトコタチの 代にはまだ 矛 無き故は 素直にて 法を守れば 矛 要らず』ホ23-1
  • 『乱る (みだる)』は「もとる (悖る)」「もつる (縺る)」「もぢる (捩る)」「まどふ (惑う)」などの変態で「それる・外れる・曲がる・ねじける」などの意。「みだる」は自動詞・他動詞どちらにも使われる。
  • 『驕る (おごる)』は「おこる (熾る・怒る)」「ほこる (誇る)」などの変態で、「高ぶる・勢いづく・調子に乗る」などの意。
  • 『粗衣 (あらこ)』粗末な衣服。飾り気の無い服。「こ」の原義は「こ (籠)」で「囲み・包み」。これもアマテルの次の言葉に対応している。
    『飾りより 驕りになりて 鋭き謀る 果てはハタレの 地 乱れ 民 安からず 故 常に 民の気安き 木綿を着る』ホ23-4
  • 『いづくんぞ』「何処にぞ (いづこにぞ)」の音便。ここでは「どこへ行くのか?・どうなるのか?・いかがか?」などの意。
  • 時にまたオオモノヌシが申すには、
    『クニトコタチの昔には、人は素直で曲らず・それず・驕らずだったのなら、今も飾り気の無い粗末な衣服を着てみたらいかがなものでしょう。』


君 笑み曰く
『汝 元 直ち思へど 後の代に 弥 治まれば '飢え 知らで 驕る楽しの 満つる時' 飢え 遠し頃は 実らずて 真に飢える これ 予て 定むる衣法 鑑みぞ これ 謹めよ』


  • 『曰く (いわく)』「いふ (言う)」+「しく (如く)」の合成から「し」を省いたク語法。「言う如く」の意。
  • 『汝 (なんぢ)』「なむ」+「ち (方)」の音便。「なむ」は「あふ (合う)」の変態で、「合う・対する」の意。「ち (方)」は「区分・区画」を表し、「あっ・こっ・そっ」の「ち」に同じ。よって「なんぢ」は「(自分が) 相対する方」の意。
  • 『元 (もと)』は「もどる (戻る)」の原動詞「もつ」の名詞形で、「もつ」は「おつ (復つ)」の変態。ここでは「昔・過去」の意。
  • 『直ち (ただち)』「ただ (直)」+「ち」。「ただし (直し・正し)」の形容詞語尾「し」を「ち」に代えて名詞化したもの。ここでは「ただちに」という副詞として使われている。「ただち」は「直なさま・すぐさま・すなわち」などの意。
  • 『弥 (いや)』は「いゆ (斎ゆ)」の名詞形。「いゆ」は「高まる・進展する・成長する」のなど意。副詞的に「いよいよ・ますます・しだいに」の意に使う。
  • 『飢え (うえ)』は「うゆ (飢ゆ)」の名詞形。「うゆ」は「うむ (膿む)」の変態で、「低まる・衰える・不足する」などの意。
  • 『知らで (しらで)』「しら」は「しる (知る)」の未然形。「で」は「ず (打消の助動詞)」+「て (接続助詞)」の合成。
  • 『楽し (たのし)』ここでは「たのす (楽す)」の名詞形。「たのす」は「たのしむ (楽しむ)」と同義。よって「たのし」は「楽しみ」と同じ。
  • 『遠し (とし)』「とほし (遠し)」の音便。「と」は「そ (疎) 」の変態。
  • 『実る (みのる)』は「みつる (満つる)」「いたる (至る)」などの変態。
  • 『真 (まこと)』「まつ (交つ/全つ)」+「こと (如)」の合成語で、「当たっているさま・逸れがないさま・至っているさま」の意。
  • 『予て (かねて)』「かぬ (交ぬ)」+「て (接続助詞)」。「かぬ」は「合わす・調える・対応する」の意で「~に備えて・前もって・あらかじめ」などの意を表す。
  • 『衣法 (はのり)』驕りを戒めるための身分に応じた衣服の制。詳しくは『機の織法』を参照。
  • 『鑑む (かんがむ)』は「かかむ」の音便。「かかむ」は「かかふ (抱ふ・考ふ)」の変態で、「かく (交く)」から派生した動詞。「合わす・写す・対比する・対照する」などの意。この名詞形が「かがみ (鏡)」。
  • 『謹む (つつしむ)』は「(心・身を) 合わす・直す」が原義で、「心する・気を付ける・心を正す」などの意。
  • アマテル君は笑みて曰く、
    『汝はトコヨの大昔をすぐに思ってしまうが、 その後の代にしだいに治まってきて、飢えを知らずに驕る楽しみの満ちる時、つまり飢えを遠い過去のものとして忘れた頃に、実りが得られず本当に飢えたのである。このことと予て定めた衣法を照らし合わせてみよ。そこに気を留めなければならない。』


『昔 現る 青人種も 繁に増えて 道を告れても 届き兼ね 来末 破るる 基かや 時 矛 振らば 速やかに 通らんものと 剣 成す』

  • 『昔現る青人種 (むかしなるあおひとくさ)』「青人種」は、未熟だが成長して人となる可能性を秘める「人の種」の意で、「民」の別称。 「昔現る」とは、トヨクンヌの時代に地上経験の多様性を求めて、君・臣・民 の3種に分れて人が世に下生するようになったことを言う。
  • 『繁に増ゆ (そにふゆ)』「そ (繁)」は「騒・早・荘・爽」と同じで、「高まり・勢い・栄え」などの意。「ふゆ (増ゆ)」は「はゆ (栄ゆ・映ゆ)」の変態で、「高まる・勢いづく・栄える」などの意。「そにふゆ」は、ここでは「大いに増える・急激に増える」などの意。
  • 『道 (みち)』人が世に生きるに則るべき「陽陰なる道」「調の道」、またそれに基づく具体法。
  • 『兼ぬ (かぬ)』は「かる (離る)」の変態。「離れる・遠のく・それる・よける」などが原義で、「~することをよける・~が困難である」などの意。
  • 『来末 (こすゑ)』来る末。将来。
  • 『破る (やぶる)』「やふ」+「ふる (降る)」の合成。「やふ」は「やむ (病む)」の変態。どちらも「低まる・劣る・衰える・果てる」などの意。
  • 『矛振る (ほこふる)』「ほこ (矛)」は「ほぐす (解す)」の原動詞「ほく」の名詞形。「ふる (振る)」は「腕をふるう」の「ふるう」の意で、「(能力を) 引き出す・活かす・活用する」などの意。
  • 『トヨクンヌの昔より現れた青人種の民も急速に増え、則るべき道を告れても民の心に届くことは困難であった。それは将来の衰退の基である。その時、矛の脅威を利用すれば速やかに法が通るだろうと、剣を製作したのである。』


『その時 告れて 金錬人を 十人に剣 造らしむ 中に一人は 秀でたり 刃 鋭く 瑞を破る』

  • 『金錬人 (かねりと)』「かね (金)」+「ねり (練り・錬り)」+「ひと (人)」の合成で、「鍛冶」を表す。「かね」は「こね (捏ね)」「こな (熟)」「きぬ (絹)」などの変態で、「優れるもの・強いもの・勝るもの・光るもの」などの意。「ねる」は「にる (煮る)」の変態で、「高める・熟成する・鍛える・至らす」などの意。
  • 『刃 (やひば)』「やひ」+「は (歯・放)」。「やひ」は「やふ (養ふ)」の名詞形。「やふ」は「うむ・よむ (熟む)」の変態で、「高める・栄す・熟す・鍛える・至らす」などの意。「は」は、ここでは「離すもの・分けるもの・切るもの」などの意。つまり「やひは」は「鋭くした歯」「研いだ歯」の意。
  • 『鋭し (するどし)』至って鋭利である。「する」+「とし (利し・鋭し・疾し)」。「する」は「すむ (澄む・清む)」の変態で、「高まる・優れる・至る」などの意。
  • 『瑞を破る (みづおわる)』「みつ (瑞・密・満・至)」を「わる (破る)」。「みつ」は「みつ (満つ)」の名詞形で、ここでは「満ち至り・極み・極限」の意。「わる」は、ここでは「下に置く・負かす・こわす」などの意。よって「瑞を破る」は「限界を破る・極限を越える」などの意。
  • 『その時に触れを出し、10人の鍛冶に剣を造らせた。その内の一人は秀でており、その刃の鋭さは限界を超えていた。』


この金錬人に 御言宣
『汝が刃 良く研ぎぞ 然れど左右の 生き枯れを 知らず 教えん 確と聞け』


  • 『御言宣 (みことのり)』 「ことのり (言宣)」の尊敬語。辞書には【詔・勅】とある。「のり (宣)」は「のる (宣る)」の名詞形。「のる」は「のぶ (延ぶ・述ぶ)」の変態で、「放つ・延ばす・広げる」の意。アマテルと天君の専用語なのであるが、2人の例外がいる。 天君となる前の「ニニキネ」、そして「ヤマトタケ (日本武尊)」である。
  • 『然れど (しかれど)』「如くあれど (しくあれど)」の音便。
  • 『左右 (まて)』は「まつ (全)」+「て (手・方)」の合成で、「両方向」が原義。
  • 『確 (しか)』は「しく (如く)」の名詞形。「しく」は「合う・似る・匹敵する」の意。「しか」は、ここでは「隔たりがないさま・合い当たるさま・それ/曲がりのないさま・直ぐなさま」の意。
  • 『聞く (きく)』は「かく (交く・掛く・嗅ぐ)」の変態で、「(自己に) 合わす」の意。
  • この鍛冶に御言宣。
    『汝が刃はよく研げているぞ。されど左右の「生」と「枯」をわかっていない。教えよう、しかと聞け。』


『左の目は春の 生きる頃 左の眼を入れて 錬る剣 生き身に近く 枯れ 疎し もし誤るや 恐るなり』

  • 『左 (た)』 「ひたり」の「た」。「ひたり」は「ひ (日)」+「たる」の名詞形で、「たる」は「でる (出る)」の変態。よって「左」は、元来は「東」の意。「東-南-西-北」は太陽の位置する方角で「生-盛-熟-枯」を表わしたもの。これはまた「春-夏-秋-冬」に対応する。
    だから「左 ≒ 東 ≒ 春 ≒ 生」となる。
  • 『目 (め)』ここでは「網の目」の「目」と同じで、「ま (間)」の意。
    よって「左の目=左の間=春の頃」となる。
  • 『春 (はる)』は「はる (張る) 」の名詞形。「はる」は「はふ (生ふ)」「はぬ (跳ぬ)」 などの変態で、「放つ・発す・起る」などの意。
  • 『近し (ちかし)』「ちか」+「し (如)」。「ちか」は「ちく」の名詞形で、「ちく」は「つく (付く)」の変態。よって「ちかし」は「付く如し」の意。
  • 『枯 (かれ)』は「かる (枯る)」の名詞形で、「くれ (暮)」「くら (暗)」「くろ (黒)」「こり (懲り)」「ころ (転)」などの変態。「かる」は「低まる・劣る・衰える・果てる」などの意。
  • 『疎し (うとし)』「うと」+「し (如)」。「うと」は「うつ (棄つ・失つ)」の名詞形で、「うつ」は「離れる/離す」の意。よって「うとし」は「離れる如し」の意で、「遠し」と同義。
  • 『もし』は「もす (模す)」の名詞形で「似るさま・匹敵するさま・同じさま」の意。「まさ(正)」「マジ」の変態。普通は助詞の「も・や」を伴って「まさしく・ひょっとして・実際に・現実に」などの意となるが、省略される場合も多い。
  • 『誤る (あやまる)』は「あゆ (零ゆ)」+「まる (放る)」の複合動詞。「曲る・それる・外れる」結果「下る・劣る・衰える」の意。
  • 『恐る (おそる)』は「おす」から派生した動詞。「おす」は「おつ (落つ・怖づ)」の変態で「低まる・劣る・衰える」などの意。「おそる」は「(心が) 弱まる・気が引ける・気後れする」などの意。
  • 『左の間は春の生きる頃。よって左の眼を入れて (左の眼で見て) 鍛える剣は、生きる身に近く、枯には遠い。万一にもこれを誤ることを恐れるのである。』


『右の目は秋の 枯らす頃 右の眼を入れて 錬る剣 枯れ身に近く 生き 疎し』

  • 『右 (か)』る (枯る)」の名詞形。「日が枯る=日が暮る」方角の「西」を表す。また「みぎ (右)」は「みく」の名詞形で、「みく」は「まかる (罷る)」の原動詞「まく (罷く)」の変態。やはり日が罷る「西」を意味する。
  • 『秋 (あき)』は「あぐ (上ぐ)」の名詞形。すごろくの「あがり」や、連休「明け」と同義で「成熟・完成・成果・収穫」などの意。「完成」は同時に「終わり・枯」を意味する。
  • 『枯らす (からす)』通常は他動詞であるが、ここでは自動詞で「枯るる」の意と思われる。
  • 『右の間は秋の枯れる頃、よって右の眼を入れて (右の眼で見て) 鍛える剣は、枯れた身に近く、生きには遠い。』


『罪ある者を 枯と言ふ 無きは生きなり 右の剣 枯れ身を好み 生き 恐る これぞ治むる 宝物 これ 打つべし』と宣給えば

  • 『罪 (つみ)』は「つひ (費・弊・潰・墜・終)」の変態。「曲り・あやまち・落ち・劣り・衰え」などの意。
  • 『枯 (かれ)』は「かる (枯る)」の名詞形で、「かる」は「低まる・劣る・衰える・果てる」などの意。よって「枯」と「罪」は同義語である。
  • 『生き (いき)』は「いく (生く)」の名詞形。「いく」の「生く・行く・活く」は、どれも「(正方向に) 進展変化する」が原義である。「生き」は特に「(世において) 進展成長するさま/こと/もの」の意。
  • 『好む (このむ)』は「かぬ (兼ぬ)」「かむ (交む・噛む)」の変態「こぬ」から派生した動詞で、「合わす」が原義。ここでは「(心を) 合わす・寄せる」の意。
  • 『宝物 (たからもの)』「たから」は「たかみ (高み)」の変態で、「高きさま・優れ勝るさま・栄え・貴重」を言い、「とみ (富) 」の同義語。「もの (物)」は、ここでは代名詞と考えてよく、「何か」と置き換えることが可能である。
  • 『打つ (うつ)』の原義は「合わす」であり、「叩く」の意もあるが、「うつ (現つ)」で「現す・作る」の意もある。ここではどちらか判別しがたいが、鍛えることを「剣を練る」と表現していることから、「うつ (現つ)」の方だろうか。
  • 『宣給ふ (のたまふ)』「のつ」+「たまふ (給ふ)」の合成。辞書には【宣ふ】とある。「のつ」は「のす (伸す)」の変態で、「放つ・広げる・延ぶ」の意。「のつ」の名詞形が「のと (祝詞)」。「たまふ (給う・賜う)」は「たる (垂る)」の変態「たむ」の派生動詞で、「下げる・授ける」の意。
  • 『曲り堕ちた者を「枯」という。反り曲り無き者は「生き」である。右の眼を入れて鍛えた剣は「枯身」を好み「生き身」を恐れる。これぞ世を治める宝物。これを打つべし。』と宣給うと、


畏れて百日の 物忌し 右眼一つで 錬る剣 八振 上ぐれば 御言宣

  • 『畏る (をそる)』ここでは「かしこむ (畏む)」の意。「おそる (恐る・怖る)」と同じで、「気後れする・気が引ける」の意であるが、これは相対的に相手を「高める・尊ぶ・敬う」意味にもなる。ここではアマテルの言葉を畏むことから「そる」と尊敬の表記となっている。
  • 『物忌 (ものいみ)』とは「もののけ (悪霊) を祓って遠ざける」ことを言い、「飲食や特定の行為を断つ」ことではない。したがって「みそぎ (禊)」や「はらひ (祓)」と同義である。ただし悪霊が寄って来るのは心の曲り・偏りが原因であるため、心を俗世から隔離する一つの方法として「飲食や特定の行為を断つ」ことはあり得る。
  • 『八振 (やふり)』「ふり (振)」は、(振り動かす物の意からか) 矛・刀を数えるのに用いる単位。
  • 『上ぐ (あぐ)』ここでは「奉る・献上する」の意。
  • その言葉を畏んで、100日間の物忌 (悪霊祓い) を行い、右眼一つで鍛えた剣を8本献上すれば、御言宣。


『今 この剣 むべ至る 我が実心に よく適い 世の治まる 宝物 名も八重垣の 剣』とぞ
金錬りを褒めて 賜ふ名は アマメヒトツの 守となる


  • 『むべ (宜)』「むべ」は「うべ (宜・諾)」とも言い、「うえ (上)」「うま (旨・美)」などの変態。 「納得・会心のさま」「満ち足りたさま」を表す。
  • 『実心 (みこころ)』「み (実)」+「こころ (心)」。どちらも「奥・中・中心・核心・本源」などの意。ここでは「奥なる思いの核心」という意で、「まごころ (真心)」と同じ。
  • 『適ふ (かなふ)』は「かぬ (交ぬ・兼ぬ)」+「あふ (合う)」の合成語。どちらも「合う・釣合う・匹敵する・適合する」などの意。
  • 『世 (みよ)』は「みゆ (見ゆ)」の名詞形で、「みゆ」は「合わす・まとめる」の意。「みよ」は「(他と区別される) まとまり」の意で、ここでは「時代区分」を言う。よって「よ (代・世)」と同じである。「み (御)」+「よ (代・世)」として尊意を付す場合もある。
  • 『八重垣 (やゑがき)』「やゑ」は「おゑ (汚穢)」の変態。「かき」は「かく (交く/離く)」の名詞形で、「合わす・包む・覆う」と同時に「離す・分ける・限る・区切る・画す」などの意。よって「やゑがき」とは「汚穢を防ぐ垣」の意。しかしさらなる奥義があって、それはこの後に説明される。
  • 『アマメヒトツ (天目一箇命)』「あま」+「め(目)」+「ひと(一)」+「つ(箇)」。「あま」は「あむ」の名詞形。「あむ」は「おる (下る)」「ある (粗る)」などの変態で、「下る・低まる・沈む」などの意。「あま」は、ここでは「(日が) 下む・沈む」→「西」→「右」の意を表す。よって「あまめひとつ」は「右眼一つ」の意。
    アマメヒトツは、カンミムスビ (神皇産霊尊) の孫で、アタネ (阿多根命) の曽祖父にあたる。
  • 『今、この剣は会心に至る。我が真心によく適った世の治まる宝物である。名も “八重垣の剣" なり。』と、その鍛冶を褒めて「アマメヒトツの守」と名を賜る。



参考サイト:http://gejirin.com/hotuma23.html
     :http://gejirin.com/mitinoku.html




スポンサーサイト

トラックバックURL
http://divinehuman.blog.fc2.com/tb.php/142-84588550
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
プロフィール +

御預二号

Author:御預二号
FC2ブログへようこそ!

最新記事 +
最新コメント +
最新トラックバック +
月別アーカイブ +
カテゴリ +
検索フォーム +
RSSリンクの表示 +
リンク +
ブロとも申請フォーム +
QRコード +
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。