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磯城と志賀
2014-01-28 14:33
磯城と志賀
「しき (磯城)」は「しく (頻く)」という動詞が源で、「しげ (繁・茂・重)」と同義。
「しく」は「さく (咲く)」の変態なれば「さか (栄)」「さき (幸)」とも同義である。
【敷島の】は「やまと」にかかり、【敷島の道】は「和歌の道・歌道」の異名。その理由はホ1文に見える。
不思議に思うのは、どうしてヤマト (葦原国あるいは日本) が「しきしま (磯城島)」なのかの理由をはっきり説明する記事が見当たらないことだ。まあ説明するまでもなく当然ということなんだろうか。「あしはら」は「映す原・栄える場」という意味もあるからね。
それで思い出した。「はら (原)」は「ほら (洞)」の変態で「空き・空間・場」の意味が第一。
ほかに「はり (治)」「ひら (平)」の意味もあるけどね。
あ、うん、そーだ!「しきしま (磯城島・敷島)」は「葦原国・大和国」の異名とされているが、「しき」の変態の一つには「しか (滋賀・志賀)」もある。
ヤマト国は「トの道 (調の道)」「マト道 (円道)」が通った国を言う言葉だが、二神は「なかくに (中国)」を拠点にして、しだいにその道を日本全土に広げていった。中国=アワ国=葦原国である。
だいたい見えてきたぞ。
「磯城島」は「繁栄の地域」という意味だが、繁栄の基は調和であった。和の道が通った国をヤマトと呼ぶようになるが、それは葦原国から始まる。葦原国は淡海の国で、志賀の国とも呼ばれる。
「しき島」は「しが州」の同義語だったのだ。和の拡大と共に磯城島も拡大していった。
こりゃ大収穫だ。 これまで「志賀・滋賀」の意味を考えても解けなかったのに。
「さが (祥・佐賀・嵯峨)」も「しき」「しが」と同じ意味なのではないだろうか。
「しがのかみた (志賀の守方)」ホ25 =「佐賀県」?
そういえば「しき・しか」は、「すか (清・優)」や「すき (直)」の変態でもあったわ。
どうして今まで気づかなかったんだろう!
@gejirin1 Twitter 2014/01/27
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