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ホツマツタエのおもしろ記事(7)『日前国懸神宮』

2013-01-12 04:47
ホツマツタエのおもしろ記事(7)   日前国懸神宮



以前、ホツマツタエのおもしろ記事(1)『和歌』のページで、イナゴに襲われた紀州の稲田をワカ姫 (ヒルコ) が救ったという話をしましたが、今回はその続きです。


イナゴ被害の知らせは、当時の都イサワ宮にも伝えられた。しかし君のアマテルは真名井に出かけて不在である。そこでアマテルの内宮 (正室) のムカツ姫は、30人の青侍を引き連れて紀州に急行する。現場に到着すると、ワカ姫が田の東に立って、ヒオウギの花を貼り付けたヒノキの扇であおぎながら、意味不明の歌を歌っていた。


ワカ姫の不思議な行動に何かを感じたムカツ姫は、30人の青侍をワカ姫の左右に立ち並べて、ワカ姫と共にその歌を合唱するよう命じたのである。


 たねはたね  うむすきさかめ 
 まめすめらの そろはもはめそ 
 むしもみなしむ



360回、繰返し大合唱した。するとどうだろう。イナゴはさらりと去って、枯れた稲が若返ったのである。
(このイナゴ祓いは、現在も御田植で使う「田扇」や、熊野那智大社の「扇祭」の神事として残っている。)


これにより、紀国の豊穣の守護として、ムカツ姫の「天日の前宮」とワカ姫の「タマツ宮(玉津島神社)」を建てたのである。ワカ姫はタマツ宮を住まいとした。ムカツ姫はアマテル君の正室としての務めがあるため、天日の前宮は紀国の国懸とした。国懸とは今で云う県庁舎で、知事の宿舎も兼ねている。


『喜び返す キシヰ国 天日の前宮 タマツ宮 造れば安む 天日宮を 国懸となす』ホツマ1文



これが日前国懸神宮の由緒である。
今は「ひのくまくにかかす神宮」と読み、日前神宮と国懸神宮の二つに分かれているらしい。
祭神の「日前大神」は言うまでもなく「ムカツ姫」である。
ムカツ姫は正確には「あまさかる日に向つ姫」といい、「あまさかる日」とは「アマテル神」を指す。
「アマテル神に向かい合う姫」つまり「アマテル神の内宮 (正室)」と言う意味である。
また「日の前向つ姫」という、そのものずばりの言い方もホツマには出てくる。
これはまた、西宮市の廣田神社の祭神「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命」と同一神である。


『素直なる セオリツ姫の ミヤビには 君も階段 踏み下りて あまさかる日に 向つ姫 遂に入れます 内宮に』ホツマ6文

『母は日の前 向つ姫 斎名 ホノコの 産宮は フチオカ耳の オシホヰに 生れます御子の 乳にむせぶ』ホツマ11文



この神宮は「日像鏡 (ひがたのかがみ)」と「日矛鏡 (ひぼこのかがみ)」という2枚の鏡を御神体としているという。この鏡はホツマに登場する「マフツのヤタ鏡 (真経津の八咫鏡)」だろうと思う。

「マフツのヤタ鏡」は単に「マフツの鏡」とも言い、アマテル自らが出向いて、六ハタレの首領「ハルナハハミチ」と対戦する時に、随行したムカツ姫 (=セオリツ姫) が携えていたものである。


『君 ヤサカニの環珠 セオリはマフツヤタ鏡 アキツ 草薙八重剣』ホツマ8文


こう書かれているように「マフツのヤタ鏡」は、三種宝のプロトタイプと考えていいだろう。
この鏡は「真実・正体を写す鏡」「心の内を写す鏡」で、表鏡と裏鏡の2枚1組の円鏡である。
表鏡を「日」に、裏鏡を「月」に擬えていて、おそらく「マス鏡 (真澄鏡)」と同じものである。


ハタレ退治が終わった後、セオリツ姫はこの鏡を、万人がいつでも見ることができるよう、伊勢の二見岩 (フタミノイワ) に置いた。


『人 成る法の 御鏡を セオリツ姫の 持ち出でて 後のハタレの 人と成る マフツの鏡 見るために フタミの岩と 名付けます』ホツマ8文

『代々荒潮の 八百会に 浸せど錆ぬ 神鏡 今 存えり』ホツマ8文


「二見の岩」は、伊勢の二見浦にある夫婦岩だと思うが、現在ここにマフツの鏡は存在しない。
いずれかの時代に、何らかの理由により、日前国懸神宮に移されたものと推測する。



日前国懸神宮 由緒  http://www10.ocn.ne.jp/~hinokuma/menu01.html
日前神宮は日像鏡 (ひがたのかがみ) を御神体として日前大神を奉祀し、國懸神宮は日矛鏡 (ひぼこのかがみ) を御神体として國懸大神を奉祀しております。
神代、天照大御神が天の岩窟に御隠れになられた際、思兼命 (おもいかねのみこと) の議 (はかりごと) に従い種種の供物を供え、天照大御神の御心を慰め和んで頂くため、石凝姥命 (いしこりどめのみこと) を治工とし、天香山 (あめのかぐやま) から採取した銅を用いて天照大御神の御鏡 (みかがみ) を鋳造しました。
その初度に鋳造された天照大御神の御鏡 前霊 (さきみたま) を日前國懸両神宮の御神体として、後に鋳造された御鏡を伊勢の神宮の御神体として奉祀されたと『日本書紀』に記されております。



参考サイト:http://gejirin.com/hotuma01.html
     :http://gejirin.com/hotuma08.html



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マフツの鏡がかつて掲げられてゐた二見浦の夫婦岩に注連縄がはられてをりますが、浜から遙拝するとその注連縄の向かうに霊峰富士山「はやみやま」を遙拝する方角となります。

夏至に昇る朝日は、富士山山頂から日の出するいはゆる「ダイアモンド富士」の尊形となり、それを奉祝して海中禊ぎが催行されます。

先月21日の夏至祭では、雨の中300名の男女が潔斎いたし候。壮観で御座った。

悠久(いにしへ)の風儀は、息づいてゐるので御座います。
宏道 | 2013-07-08 20:06 | 編集
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