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語源のお話(1)

2014-04-26 19:04

■ほとんどすべての大和言葉は2音から成る動詞を起源としていますが、
すべての2音動詞が表す意味はわずか5種に収束します。
 
1. 合う/合わす。
2. 離れる/離す。
3. 行き来する/させる。
4. 正の方向に離れる/離す。
5. 負の方向に離れる/離す。
 

■アタウには「与う」と「能う・適う」の2種があるが、どちらも同じでアタル(当たる) とも同根。いずれもアツ(当つ) という動詞から派生している。
この場合「与う」は「当てる」、「能う・適う」は「相当する」の意。
アタウの名詞形がアタイ(価・値)。
 

■「息吹・気吹」はホツマでは「いふき」と表記される。
日本語では例えば「いふ(言う)」は「ゆふ(言う)」と置き換え可能であるから、
「いふき」と「ゆうき(勇気)」は同じなのではないだろうか。


■「はな」には「端・鼻・花・餞」など多くの意味がある。そのうち植物の「はな」は「はぬ(放ぬ/栄ぬ)」の名詞形だが、現在とは異り「開き・盛り・華やぎ」の意だけなく、「(大地から) 放つもの」の意から、その植物 (草・木) 全体をも「はな」と呼んだようである。


■【関と堰】
「せき(関)」「せき(堰)」はどちらも「せく(塞く・堰く)」という動詞の名詞形だが、これは「せむ(迫む・逼む)」の同義語で「合わす・狭める・閉じる」という意味。通路の狭まりが「関」、通路を囲って狭めるものが「堰」。


■別れの挨拶「さようなら」は「然様なら」である。
これは「さようならば」という意味で、「それでは・それじゃあ・そんなら」などと同じ。
「さらば」も「さにあらば(然にあらば)」の略で、やはり同じ。


■「しょっぱい」は「しおっぽい(塩っぽい)」の変化。
もう一つ「けちくさい」の意味もある。
この場合の「しお」は「しふ」という動詞の名詞形。「しふ」は「しむ(占む/締む/湿む)」の変態。だから「しおっぽい」は「しめっぽい」「しみったれてる」の同義語。


■「かい(詮・甲斐)」という言葉があって、「いきがい(生き甲斐)」などの熟語をつくるが、おそらくこれは「かえ(返・代)」の変化だろう。意味は「みかえり」「代償」。


■アーク・アーチ(arc, arch) の原義はユヒ(結い) で、結合・渡し・橋・契約 などの意。
ユミ(弓) はユヒ(結ひ) の変態で、「両端を結んだもの」という意と思うが、これは弧でもある。
弧は英語ではarc、弓はアーチェリー(archery)。


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コメント
いつも分かりやすい解説をありがとうございます。

日本語の語源を、無理矢理漢字に求める人たちに、少しばかり嫌悪感を感じております。
ヤマト言葉が神代文字で残されているのに、否定されたままの姿は、いつまでもつづかないと思います。

わずかなことではありますが、私も発信をさせて頂きたいと思います。
史郎 | 2014-05-01 18:37 | 編集
ありがとうございます。
いつもツイッターではお世話になってます。
発信 ぜひともお願いします。
御預二号 | 2014-05-01 18:56 | 編集
駒形 様

ほつまつたゑ 解読ガイド サイトでは、大変お世話になっております。
「徹底解説 ホツマツタヱ講座」、有意義に拝読しております。

さて、長野県駒ヶ根市にあります「大御食(おおみけ) 神社」の御祭神は「宮簀姫」ですが、「五郎姫」と記されております。

その理由がわからずにいましたが、貴サイトでようやく解りました。

「神社の称号となっている「姉子」はいま使われているような「姉御」のことではなく、「夫のない乙女」の意味で、宮簀媛命を指す」…とあました。http://gejirin.com/src/Ho/honokamianegojinja.html

すなわち、大御食神社では またの名を「厳 郎女 姫」すなわち「厳郎姫→五郎姫」と記すようになったと思われます。


【神代文字で書かれた社伝記】

軽島の明宮に坐給ひし 品陀和気ノ尊の御代三十八年の水無月九日の朝 まだき小暗きに、上穂ノ里太郎真彦の弟(おと) の子 八尾取(やおとり) というに憑りていわく、
「吾は日本武尊なり、尾張ノ国なる厳郎女(いついらつひめ)と共に住まむ。迎えませよ」。
また「乙女の床の辺に、吾が置きし剣の太刀その剣はや」と言いて、社を巡り巡りたり。
よりて御食彦の裔 瑞健彦、阿知の真主 篠建大人 阿知島ノ里に住む大武彦と議りて、秋文月二十二日(あきふづき はつかまりふたひ)と云う日、尾張ノ国 熱田ノ宮より 草薙ノ剱の御霊代、また美しの杜に坐す宮簀姫またの名は厳郎姫を迎えまつりて、所の名を 美しの杜と御名負はせまつる。

熱田ノ宮より迎え奉る その装(よそほひ) いは、厳 縦矛、日の御旗、月の御旗、覆衾、御榊に木綿取り垂でて迎え奉れり。
また、先例(さきのためし) の随々、御黒酒 御白酒 はた大御食種々の物を、山成す如く供え奉りて、遠近の里人(おちこちのさとひと) 集ひ、七夜七日宴の宿直(とのい) 奉りき。

……とあります。

有り難うございました。

伴崎史郎 拝


大御食神社から分かれた「五郎姫神社」が近郷に数ヶ所有りますが、御祭神が解らない神社があります。
伴崎史郎 | 2017-06-26 19:44 | 編集
なるほど!
五郎姫はイラツメの宛字に間違いないと、私も確信します。
私も今まで気が付きませんでしたが、尾張のイラツメはミヤズ姫以外にありようがありません。
http://gejirin.com/gsrc/i/iratume.html

長らくの疑問の瓦解を心よりお慶び申します。
御預二号 | 2017-06-27 10:04 | 編集
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