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ホツマツタエのおもしろ記事(12)『天地創造』

2013-01-14 16:22
ホツマツタエのおもしろ記事(12)  天地創造



ホツマの伝える天地創造の物語は極めて明瞭である。
この理論の明瞭さは外国の諸聖典にその例を見ず、世界に誇るべきである。


『天・地・人も 分かざるに 生の一意気 動く時 東 昇りて 西 降り 空洞に回り 泡・泥の 回れる中の 実柱に 離けて陰陽 成る 陽は清く 軽く回りて 天と成り 陰は中に凝り 地と成る 水・埴 分かれ 陽の空 風 生む 風も 火を生みて 陽は三つとなり 陰は二つ 背のムナモト 日と丸ろめ 妹のミナモト 月と凝り 空・風・火と 水・埴の 五つ 交わりて 人と成る アメナカヌシの 神はこれ』ホツマ14文


『天地 未だ 成らざるに アメノミヲヤの 成す意気は 際なく 動く 天元神 水に油の 浮かむ様 回る空洞の その中に 天地 届く 実柱を 回り分かるる 泡・泥の 泡は清くて ムネ陽神 泥は濁りて ミナ陰神 陽は軽ろ清く 天と成り 陰は重り凝る 地の球 背のムネは 日輪なる 妹のミナモト 月となる』
『月の水 海と湛えて 日に生める 空 動きて 風となる 風 火となれば 地もまた 水 埴となる この五つ 交わり成れる 神人は "ア・ウ・ワ" 現る ミナカヌシ』
ミカサ6文




空間も時間もなく、物質も非物質も、正も負も、陽も陰も … 何もなかった。
唯一つ存在したのは根源神「アメノミヲヤ」の意識だけだった。
ある時アメノミヲヤは、生むことを思った。生みの意志を持った。
この「生みの意志」が「ウイノヒトイキ (生の一意気・初の一息)」と表現されている。


ミヲヤの生みの意志は、「天元神」という神霊を生む。
はじめ天元神は、水に油が浮かぶように、ただ浮かび漂っていた。


ここに何らかの力 (おそらくミヲヤの意志) が働いて、時計回りの回転運動が起こる。
天元神の回転はしだいに速度を増してゆき、その回転軸に一本の柱が立つ。
この柱は竜巻をイメージするとわかりやすい。この柱を「アメツチトドクミハシラ (天地届く実柱)」あるいは「ナカクシ (中串)」と呼ぶ。


さらに速度を増して柱を回る内に、天元神は「アワ (泡)」と「ウビ (泥)」に分かれる。
これは高速で回転する内に、重い成分が下 (地) に沈み、軽い成分が上 (天) に昇ったという意味である。
泡と泥はさらに精錬されてくっきりと分離し、泡は「ヲ (陽)」、泥は「メ (陰)」の相反する属性を創り出す。


陽の泡は、軽く動き回り、「空」「風」「火」に分かれ、空間・気体・非物質をつくり、また天となる。
陰の泥は、重く内に凝って、「水」「埴」に分かれ、物質をつくり、また地となる。


陽の核心 (ムネ・ムナモト) は太陽となる。
陰の核心 (ミナモト) は月となる。


「空」「風」「火」「水」「埴」の五つが交わって、「人間」が生まれる。
この五元素は別称を「あ・い・う・え・お」と言い、日本語の5母音となっている。
地に初めて生まれた人間が「天御中主尊」である。 



               「泡・陽・天」→「空+風+火」
「生の一意気」→「天元神」<                 > 人間
               「泥・陰・地」→「水+埴」





これはまさに陰陽五行思想である。
中国のものとは内容が違うが、こちらがオリジナルだろうと思う。
日本の太古の陰陽五行思想が大陸に伝わり、あちらでいろいろいじくられて、オリジナルの思想が失われた5~6世紀頃に逆輸入されたのだと推察している。
(聖徳太子の前後の時代、日本は様々ものを輸入しているが、同時に日本古来の文化はほとんど失われたと考えている)


この思想は、「ホツマツタエ」「ミカサフミ」「フトマニ」全編の奥に流れる背景思想であり、常にこれを念頭に置いて読まないと、言葉の奥・裏にある内容を読み取ることができない。


天 = 陽 = 男 = 日 = 昼 = 明 = 高 = 清 = 貴

地 = 陰 = 女 = 月 = 夜 = 暗 = 低 = 穢 = 卑


例えば「キミ (君)」は元来は、男女一対で「キミ」と言い、
「モモヒナ/モモヒナ」「イザナ/イザナ」など、夫婦君それぞれの個別の名にも使われる。

「キ」=「貴・高・明・日」=「男」
「ミ」=「卑・低・暗・月」=「女」

なのである。




参考サイト:http://gejirin.com/hotuma14.html
     :http://gejirin.com/mikasa06.html



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コメント
ホツマは全編、美しい調べといへるが、この天地創世のくだりも実に美しい。小学校の教科書にのせて、子供たちに暗誦させたい。
宏道 | 2013-07-21 14:19 | 編集
「光あれ」といふはじまりが、
「はじめに言葉ありき」なのか
「はじめに光ありき」なのかユダヤの教えの解釈は分かれるところだが、
「はじめに一息ありき」は、そんな教えより、さらに根源的な表現であることは明白だらう。

「ひといき」が、
「生のひと意気」であり
「初のひと息」でもあることの玄意をつかみたい。

さて、

「光/陽/ひ」がうまれる仕組みが、本源不二なるものが回転波動運動をへて泡泥に別れ、やがて「闇/陰/み・つ」となる創世哲学は、
「混沌の闇」に「神の力(意志)」で「光」が射し込まれたといふ創世哲学に較べて、どうだらうか。

和をもつて尊しとする哲学と、
覇をもつて尊しとする哲学との岐路がここに生じてゐると考へるのは、強引だらうか。
宏道 | 2013-07-22 16:47 | 編集
(訂正)
「光/陽/ひ」がうまれる仕組みが、
本源不二なるものが回転波動運動をへて泡泥に別れ、やがて「光/陽/ひ」と「闇/陰/み・つ」とに別れ成りゆく創世哲学
宏道 | 2013-07-22 16:52 | 編集
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