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ホツマツタエのおもしろ記事(17)『東西南北』

2013-01-16 10:19
ホツマツタエのおもしろ記事(17)  東西南北



ホツマ・ミカサは、どちらも東西南北の名の由来から話がスタートする。
その理由をミカサは冒頭に説明している。

『東西の名を 教えの初と なす故は 今 我 生める タラチネの 先の御祖も ことごとく 陽陰の種なり その上の 天地 開け 現る神の ミナカヌシより 計り無き 人種 分かれ 貴きも 尊も彦も 現る道を 治め 収むる 人の身は 日月の映に 養われ 恵み 知らせん そのために 出で入る東西を 教ゆなり』ミカサ1文


初めて読む人には、この文章は相当に難解だと思う。
ホツマが伝える「天地開闢」のプロセスを知らなければ理解は困難だろう。
ポイントは、 陽陰=天地=日月  陽 (空・風・火) + 陰 (水・埴) =人 である。



まあそれはともかくとして、ホツマ1文ミカサ1文は、東西南北の名の由来を次のように説明する。


の出づる  かしらは東 猛昇る』

「かしら」は「頭」ではなくて、「発する所・起る所・昇る所」の意である。
「かす (離す/上す)」+「ら (所)」。
まあ「頭」も「上部」という意だから、源は同じなんだが。
「日が離す/上す」から「ひかし (東)」ということである。

『猛昇る』は「日の出の勢い」ということを言っている。


皆 見る 南』

『みんなが見る』から「みなみ (南)」
これは少しこじつけ臭いが、人が南を向くという記述が他所に数ヶ所見られる。
また家屋は正門を南向きにした。
後に出てくるが、南は繁栄を象徴する。繁栄・繁盛している状況は、注目されるということである。


『日の落つる 西はにしづむ』

「に (熟・煮)」+「しつむ (沈む・静む)」。
「に」は「にる (熟る・煮る)」の連用形 (上一段)。
「にる」は「熟す・満ちる・至る」などの意。
ちなみに夕日の色の「に(丹)」も「に(熟・煮)」と同じで「熟成の色」という意。
「日が熟沈む」から「にし (西)」。


『宮の後を 北と言ふ』
『もし人 来たり 応わけん 会わねば北よ 会ふば日方』


ホツマの「きた (北)」の説明は、説明になっていないように思う。
筆者が気付いていないだけかもしれないが。

筆者の考えでは、「きた」は「きつ」の名詞形。
「きつ」は「くつ (朽つ)」の変態で、「衰える・果てる・退く」などの意。
「きた (北)」は、「(日が) 退く方角」の意。




こんなことも言っている。

『米と水 釜に炊ぐは 火頭や 煮え花 皆見 煮え静む』

[ 米と水を火の上にかける。はじめは熱を吸収するだけだが、その内にぶくぶくと盛んに泡を吹き上げる。おもしろいので皆これを見る。さらに炊き続けると、水分が蒸発して静かになって炊き上がり、そして食われてしまう。]

これは、万物万象は「生 → 盛 → 熟 → 枯」 のサイクルを繰り返すことを言っている。先程は太陽の変遷でこれを説明したが、ここでは炊飯のプロセスで説明しているのである。
この意味では「東-南-西-北」は「春-夏-秋-冬」とまったく同じである。




さて「東西南北」にはもう一つ、「き・つ・さ・ね」という言い方がある。

『夜は寝る故 北は "ネ" ぞ』

「寝る」とは「低まる・静まる・衰える」などの意である。



『南に事を 分きまえて 落ち着くは西 帰る北 ネより来たりて ネに返る』

『木は春 若葉 夏 青葉 秋 熟えもみぢ 冬 落葉』

これも「生 → 盛 → 熟 → 枯」のサイクルを言っている。 (無より始まり無に帰する。)



(根) は北に ざす東や 南にかえ  (果) は西 付くる』

草木のは、北に伸びるから、北を「ね」言う。

若枝は、東に萌すから、東を「き」と言う。

枝葉は、南に栄えるから、南を「さ」と言う。

つ (果) は、西に付けるから、西を「つ」と言う。



したがって「きつさね」には「東西南北」よりも、「起尽栄寝」とか「起至栄退」の方が、より原義を反映するかもしれない。
「きつさね」もやはり「生 → 盛 → 熟 → 枯」の概念から来ているのである。




「東西南北」に加えて「中心・中央」の概念がある。

『"ヲ" は君の 地 治むれば "キツヲサネ (東西央南北)" 四方と中なり』

"ヲ (央)" は、「中心・中軸・本源・核」の意で、「王・皇」もこれである。
「中心に在って四方を治める位置」を表し、これが至高の地位である。
だから元来日本も中華思想なのである。




参考サイト:http://gejirin.com/mitinoku.html
     :http://gejirin.com/hotuma01.html
     :http://gejirin.com/mikasa01.html



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