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ホツマツタエのおもしろ記事(18)『万物と四貴子』

2013-01-17 08:10
ホツマツタエのおもしろ記事(18)  万物と四貴子




オモタル・カシコネを最後にクニトコタチから続く皇統は途絶え、神代の日本は滅びる。その後に天つ君となった二神 (イザナギ・イザナミ) は、何もかも始めからやり直さなければならなかった。この作業は一般に「国生み」および「神生み」と呼ばれている。



ホツマの伝えによれば、二神は最初に筑波に宮居し、そこで「ヒルコ (蛭子)」を生んでいる。

『女神には 生り成り足らぬ 陰没あり 男神の成りて 余るもの 合わせて御子を 生まんとて 凹凸の交はひ 為して子を 孕みて生める 名はヒルコ』ホツマ3文



次に都をオキツボ (琵琶湖の西・南の地域) に移し、ヤヒロ殿 (八紘殿) を建てる。その殿に立つ大黒柱を廻って「ヒヨルコ」を淡路島に生むが、早産の未熟児であったので、葦舟に乗せて流す。ヒヨルコの誕生については、これが人間の子なのかどうかもはっきりせず、謎の一つである。記・紀ではヒヨルコを「ヒルコ」にすげ替えている。

『月 満てず 胞衣 破れ生む ヒヨルコの 泡と流るる これも未だ 子の数ならず 葦船に 流す淡路や』ホツマ3文



二神はヒヨルコの失敗の原因を正し、再び八紘殿の柱を廻る。これにより国土の八島を始めとして、海・川・山の幸、木祖のククノチ、茅の姫、野槌など、万物を生む。ここでの「生む」というのは、オモタル政権の断絶によって、一旦は果てた日本の「再生・再興」という意味だろうと思うが、これがいわゆる「国生み」である。

『和してアワを 胞衣として ヤマト秋津洲 淡路島 伊予阿波二名 隠岐三子 筑紫 吉備の児 佐渡 大島 生みて海・川 山の幸 木祖ククノチ 茅の姫 野槌も生りて』ホツマ3文



その後二神は、ハラミ山 (富士山) 麓のサカオリ宮に都を移し、ここで待望の世嗣御子「アマテル」を生む。

陽陰歌に 治むハラミの 宮に居て 既に八州の 地 生みて 如何んぞ君を 生まんとて 日の神を生む その御名を 大日霊貴とぞ 称えます』ホツマ3文



二神はその後筑紫に渡り「ヲトタチバナのアワキ宮 (復橘の央き宮)」で、「ツキヨミ (月読命)」を生む。

『二神は ツクシに行きて 生む御子を ツキヨミの神』ホツマ3文
『魂の緒 留む 宮の名も 復橘の央き宮 御子 生れませば モチキネと 名付けて』ホツマ5文



二神は最後に「ソサ (紀州)」に到り、そこで「ソサノヲ (素戔嗚尊)」を生む。

『ソサ国に生む ソサノヲは 常にお猛び 鳴き騒ち』ホツマ3文



アマテル・ツキヨミ・スサノオ の3人を一般に「三貴子」と呼んでいる。それは記・紀が、故意かどうかはわからんが「ヒルコ」を「ヒヨルコ」に替えて抹殺しているからで、ホツマでは「三貴子」ではなく「四貴子」なのである。四貴子はみんな、イザナギ・イザナミの正常な男女の営みで生まれて来たものである。


二神の「神生み」はここで終わらない。


イザナミはソサノヲが熊野の山林に放った火を、向かい火を打って消そうとして、火の神の「カグツチ (迦具土神)」を生む。ところがこのカグツチの火によって、イザナミ自身が死んでしまうのである。死の間際に、土の神「ハニヤス (埴安姫)」と水の神「ミヅハメ (網象女)」を生んでいる。
(そのカグツチとハニヤスが結んで「ワカムスビ (稚産霊)」を生むが、これは別名を「ウケミタマ (宇迦御魂神)」という。)

『ミクマノの みやま木 焼くを 除かんと 生む 火の神の カグツチに 焼かれてまさに 終る間に 生む 土の神 ハニヤスと 水 ミツハメぞ』ホツマ5文
『カグツチと ハニヤスが生む ワカムスビ 頭は蚕・桑に 臍はソロ これ ウケミタマ』ホツマ5文



死んだイザナミを、イザナギは神となって (幽体離脱して) 追ってゆく。これを追い返そうとイザナミは「八人のシコメ (黄泉醜女)」を生み放つ。 (熊野神社の三本足のカラスは、これの化身と思われる。)

『その夜また '神行き'見れば "要真 容れず 恥 見す 我が恨み シコメ 八人に 追わしむる"』ホツマ5文



これに対してイザナギは、桃の実を投げて対抗する。イザナギはシコメを撃退した桃に「オフカンツミ (意富加牟豆美命)」という名を与えた。

『桃の木に 隠れて桃の 実を投ぐる てれば退く 葡萄 緩く 櫛は黄楊 好し 桃の名を "オフカンツミ" や』ホツマ5文



現し身に戻ったイザナギは、音無川に禊ぎし、この時「ヤソマガツヒ (八十禍津日神)」と「カンナオヒ (神直日神)」「オオナオヒ (大直日神)」を生む。

『穢・醜めきを 濯がんと オトナシ川に 禊して ヤソマガツヒの 神 生みて 曲り 直さん カンナオヒ オオナオヒ神』ホツマ5文



後にイザナギは筑紫に行き、まず「ナカガワ」に禊ぎして「底ツツヲ・中ツツヲ・表ツツヲ」の三守を生み、これをカナサキに治めさせる。

『筑紫央きの 禊には ナカガワに生む 底ツツヲ 次 中ツツヲ 上ツツヲ これ カナサキに 政らしむ』ホツマ5文


これは「イザナギが筑紫のアワキ地方を清掃 (平定) して、底ツツヲ・中ツツヲ・上ツツヲの3人を国守と定め、さらにカナサキという人物にその3国を統括させた」というような意味である。


続いて同様に、「アツガワ」を平定して「底ワタツミ・中ワタツミ・上ワタツミ」の三守を生み、これをムナカタに治めさせる。
さらに「シガ海」を平定して「シマツヒコオキツヒコシガ」の三守を生み、これをアヅミに治めさせる。

『またアツガワに 底と中 上ワタツミの 三守 生む これ ムナカタに 政らしむ』ホツマ5文

『またシガ海に シマツヒコ 次 オキツヒコ シガの守 これはアヅミに 政らしむ』ホツマ5文



以上すべてが、イザナギ・イザナミの生んだものである。
ホツマは「ヨロモノ (万物)」と呼んでいる。



参考サイト:http://gejirin.com/hotuma03.html
     :http://gejirin.com/hotuma05.html



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