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ホツマツタエのおもしろ記事(27)『つぼね』

2013-01-20 08:00
ホツマツタエのおもしろ記事(27)  つぼね



「つぼね (局)」の原義は「他と区別されるまとまり」で、「分割・区画・区分」の意であり、「部屋」と同じである。そこから発展して「ある区画に居る人」の意も自然に生まれてくる。
我々は「つぼね」と聞くと、「大奥の御局様」を連想する。徳川家康は皇室に倣って大奥の制度を導入したと推測するが、その起源は実に、アマテル神 (天照大御神) にまで逆上るのである。



ヒタカミでの教育を終えたアマテルは、生まれ故郷の日の山 (富士山) の麓に戻る。ここに新たにヤスクニ宮を造り即位する。

『二十一鈴 百二十六枝 年 サナト 三月一日 日の山下 新宮 造り 天御子は ヒタカミよりぞ 移ります』ホツマ6文


アマテルの両親である二神は、を選ぶように命じるが、これを「みめ」あるいは「ゐめ」と呼んでいる。
「みめ」は「みむ (見む/貢む)」の名詞形、「ゐめ」は「ゐむ (斎む)」の名詞形。いずれも「侍る者・世話する者・貢ぐ者・いつく者」の意で、「いつき (斎)」と同義である。だから「みめ・ゐめ」は、伊勢神宮の「斎王」や「御杖代」と同じ者を指しているのである。辞書を見ると「みめ (御妻・妃)」と漢字が当てられている。

それを受けてカンミムスビのヤソキネが皆と相談して選定した。この部分ミカサフミでは、タカミムスビとヤソキネが選んだとあって食い違っている。タカミムスビだとすると7代目のタカキネを指す。

『二神 見侍を 御言宣 カンミムスビの ヤソキネが 諸と議りて』ホツマ6文
『二神 斎侍を 御言宣 タカミムスビと ヤソキネが 諸と議りて』ミカサ4文


『クラキネが マス姫モチコ 北のスケと その妹姫 ハヤコ コマス姫 北の内后』

『ヤソキネの オオミヤミチコ 東のスケに タナハタコタヱ 東の内侍』

『サクラウチが姫 サクナタリ セオリツホノコ 南のスケに ワカ姫ハナコ 南の内侍』

『カナサキが姫の ハヤアキツ アキコは潮の 八百会子 西のスケ 内は ムナカタが オリハタオサコ』

『乙侍は トヨ姫アヤコ カスヤが姫 イロノヱアサコ 南の乙侍 カダがアチコは 北の乙侍 ツクバハヤマが ソガ姫は 東の乙侍ぞ』




整理すると、

【北局】
典侍:マス姫モチコ     (根・サホコチタル国 クラキネの娘)
内侍:コマス姫ハヤコ    (       同上       )
乙侍:アチコ        (ヤマシロ国 カダの娘)

【東局】
典侍:オオミヤ姫ミチコ   (ヒタカミ国 ヤソキネの娘)
内侍:タナハタ姫コタヱ   (     同上     )
乙侍:ソガ姫        (筑波国 ツクバハヤマの娘)

【南局】
典侍:セオリツ姫ホノコ   (ホツマ国 サクラウチの娘)
内侍:ワカ姫ハナコ     (     同上     )
乙侍:イロノヱ姫アサコ   (筑紫国 カスヤの娘)

【西局】
典侍:ハヤアキツ姫アキコ  (筑紫国 カナサキの娘)
内侍:オリハタ姫オサコ   (筑紫国 ムナカタの娘)
乙侍:トヨ姫アヤコ     (    同上    )



天君の住居を「だいり (内裏)」というが、内裏の東西南北の区画を「つぼね (局)」と言い、それぞれの局に詰める「斎きの侍女」もまた「つぼね (局)」と呼んだのである。各局にはランク順に、「すけ (典侍)」「うちめ (内侍)」「おしもめ (乙侍)」の3人が置かれた。4局✕3人=12。この数は1年の12の月に準えている。「日の神アマテルに対する12の月」ということである。

『月に因せ 御子は天日の 位 乗る』ホツマ6文

『御内には 十二の局に 置く后  四人の典侍に 四内侍と 四乙侍 添えて 月の宮』ホツマ28文



後にアマテルが都をイサワに移した時、イサワ宮の東殿を皇居とし、これを「大内宮」と名付ける。これがもとで現在も内裏の別名を「大内」と言うが、「大内」と「大奥」の語義はまったく同じである。

『南の殿に 橘 植えて 橘の宮 東に桜 植え 大内宮』ホツマ6文



そして東西南北の四局の中央には「うちみや (内宮)」があり、この宮を占有するのが「天君」と「内宮」で、今風に言えば「天皇」と「皇后」である。東西南北の局は内宮の管轄下に置かれる。また内宮は東西南北の局の他に、30人の「あおめ (青侍)」と呼ばれる下働きの侍女を持つ。

『その中一人 素直なる セオリツ姫の ミヤビには 君も階段 踏み下りて 陽陰下がる霊に 向つ姫 遂に入れます 内宮に』ホツマ6文

「セオリツ姫」の名の意味は、上の『君も階段 踏み下りて』が説明している。君=アマテル=背 (男) である。また別名の「ムカツ姫」も『陽陰下がる霊に 向つ姫』である。『陽陰下がる霊』は『天地栄る日』の意味もかけている。



セオリツ姫の抜けた南局の典侍には、美濃のカナヤマヒコ (金山彦神) の娘のウリフ姫ナカコが補充された。この姫の名の「ウリフ」が「ウリフ月 (今に言う "閏月")」の名の由来だという。

『カナヤマヒコが ウリフ姫 ナカコをスケに 供えしむ これを暦の ウリフ月』ホツマ6文



これにより東西央南北の局は、次のようになった。

【内宮】
御后:セオリツ姫ホノコ   (ホツマ国 サクラウチの娘)

【北局】
典侍:マス姫モチコ     (根・サホコチタル国 クラキネの娘)
内侍:コマス姫ハヤコ    (       同上       )
乙侍:アチコ        (ヤマシロ国 カダの娘)

【東局】
典侍:オオミヤ姫ミチコ   (ヒタカミ国 ヤソキネの娘)
内侍:タナハタ姫コタヱ   (     同上     )
乙侍:ソガ姫        (筑波国 ツクバハヤマの娘)

【南局】
典侍:ウリフ姫ナカコ    (美濃国 カナヤマヒコの娘)
内侍:ワカ姫ハナコ     (ホツマ国 サクラウチの娘)
乙侍:イロノヱ姫アサコ   (筑紫国 カスヤの娘)

【西局】
典侍:ハヤアキツ姫アキコ  (筑紫国 カナサキの娘)
内侍:オリハタ姫オサコ   (筑紫国 ムナカタの娘)
乙侍:トヨ姫アヤコ     (    同上    )



東西南北の局は交替で (おそらく春夏秋冬ごとに交替) 天君の御世話をしたという。

『東西南北の 局は替り 宮仕え』ホツマ6文



また局たちは皆、「機を織って操を通した」という。
「機を織る」というのは「まっすぐな経糸 (主・日・男) に、緯糸 (従・月・女) を隙間なくぴったり添わせて通す」という作業であり、これは妻が夫に「ぴったりと添って一筋を通す」=「操を立てる」ことを象徴する行為となるからだと思われる。

『皆 機 織りて 操 立つ』ホツマ6文

『日の道は 中節の外 月は内 男は表業 務むべし 女は内 治め 衣綴り』ホツマ13文

『皆 織り綴り 操 立つ』ミカサ4文



参考サイト:http://gejirin.com/hotuma06.html



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