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ホツマツタエのおもしろ記事(37)『大祓詞』

2013-01-24 15:00
ホツマツタエのおもしろ記事(37)  大祓詞



天の益人等が 過犯けむ雑々の罪事は 天津罪と 畦放 溝埋 樋放 頻蒔 串刺 生剥 逆剥 屎戸 ここだくの罪を 天津罪と法別て 国津罪と 生膚断死膚断 白人胡久美 己が母犯罪 己が子犯罪 母と子と犯罪 子と母と犯罪 畜犯罪 昆虫の災 高津神の災 高津鳥の災 畜仆し蟲物為罪 ここだくの罪出でむ』

[ あめのますひとらが あやまちおかしけむくさぐさのつみごとは あまつつみと あはなち みぞうめ ひはなち しきまき くしさし いけはぎ さかはぎ くそへ ここだくのつみを あまつつみとのりわけて くにつつみと いきはだたち しにはだたち しろひと こくみ おのがははおかせるつみ おのがこおかせるつみ ははとことおかせるつみ ことははとおかせるつみ けものおかせるつみ はふむしのわざはひ たかつかみのわざはひ たかつとりのわざはひ けものたふし まじものせるつみ ここだくのつみいでむ ]



上の文は、延喜式卷八の「六月晦大祓 (みなづきのつごもりのおほはらひ) 」と呼ばれる祝詞 (のりと) からの抜粋である。 これを読んで意味の分かる人はいないと思うし、 おそらくこれを書いた本人も分っていなかっただろうと思う。
ところがホツマはこの文のかなりの部分を説明してくれるのである。
この文は複数の出来事を一緒くたにしているし、でっちあげの部分もあると思うので、このページではマーカー部分についてのホツマの伝えを書きたいと思う。



まず『天の益人 (アメノマスヒト) 』とは、天 (中央) から任命されて地方の国を治める代官で、副マスヒトが二人付く。ホツマでは「ツウチ」とか「クニツコ (国司・国造)」などとも呼ばれ、今風に言えば「知事」というところである。
ある時期、根国サホコチタル国のマスヒトを、それぞれ「クラキネ」と「カンサヒ」が務めていた。 クラキネはイザナギの兄弟、カンサヒはトヨケの子である。

次に『白人胡久美』は、「白人 (シラヒト・シラウド)」と「胡久美 (コクミ)」という人の名である。「シラヒト」は根国のマスヒト「クラキネ」の寵臣。「コクミ」はサホコチタル国の副マスヒトであった。サホコチタル国はこの時代には、行政区画的に根国の影響下にあったようだ。


ある時、サホコチタル国のもう一人の副マスヒト「ツハモノヌシ」が、タカマ (中央政府) に伝令してくる。

『マスヒトが 民のサシミメ 妻となす クラ姫 生めば 慈しみ 兄のコクミを 子の如く サホコチタルの マスヒトや 今は副なり クラキネが 罷れる時に シラヒトを 根のマスヒトに クラコ姫 身を立山に 納む後 母子を捨てて 西に送る コクミ 母子を 犯す罪 カンサヒ これを 正さねば 臣 これを請ふ』ホツマ7文


この記述はすこし分かりにくいと思うので、言葉を加えて現代語文にすると、

  • 根国のマスヒトのクラキネは、その臣であるシラヒトの推薦により、コクミの妹のサシミメを妻とする。
  • サシミメはクラ姫を生み、喜んだクラキネは、妻の兄のコクミをサホコ国の副マスヒトに登用する。
  • シラヒトはクラ姫を妻とするが、母のサシミメとも関係を持ち始める。
  • (おそらくサシミメの口添があって) クラキネは死の直前に、シラヒトを根国の次期マスヒトに指名する。
  • しかしシラヒトは、クラキネの死後、サシミメ・クラ姫の母子を、宮津 (サホコの政都) に送る。
  • 宮津にいたコクミは、サシミメ・クラ姫の母子を犯し、我がものとする。
  • サホコのマスヒトのカンサヒは、これらの非道を知りながら放置しているので、自分が訴える。

ということなのである。



この告発により、コクミ・シラヒト・サシミメ・クラコはタカマに召喚され、裁判が行われる。
その結果、コクミの罪の合計は370座 (くら)、シラヒトは410座に上った。
この処罰法は「経矛法 (とほこのり)」と呼ばれている。アマテルは天の一周の360度を基本に、四分割 (90度) して刑法を定め、細分化して条項を作った。犯した罪の合計が、90座を超えると「処を去る」、180座を超えると「さすらう」、270座を超えると「交わり去る」、360座を超えると「命去る」。360度一周で天に還すというわけである。

『天回り 三百六十度を 経矛法 "所を去る" と "流離ふ" と "交り 去る"と "命 去る"  四つ割 過ぎて 綻びと』ホツマ7文

『天マスヒトと 副 二人 清汚を数える 道 立てて 汚の三百六十位 天の満ち 及べば殺す 道はこれ』ホツマ23文



これによりコクミ・シラヒトは、どちらも死罪が確定する。ところがアマテルの北局の典侍「モチコ」が、義妹クラコ姫を「カンサヒ (神狭日)」の子の「アメオシヒ (天忍日命)」の妻とする縁談をまとめたのである。そしてアメオシヒは父のカンサヒに代わってサホコチタルのマスヒトとなる。

『モチが クラ姫を カンサヒの子の アメオシヒ 娶わせ スケが 兄となし 父マスヒトの 政 継ぐ』ホツマ7文



この祝により恩赦を得て、 コクミ・シラヒトは "流離" に減刑され、「ヒカワ (簸川)」に追放される。マスヒトのアメオシヒはこの二人を再登用し、臣下とするのである。

『シラヒト・コクミ この祝 半ば清を得て "流離" の ヒカワに遣るを マスヒトの 我が臣となす』ホツマ7文



後に、ヒカワのこの3人に「モチコ」と「ハヤコ」が加わり、それが「八岐大蛇」や「六ハタレ」という化け物を生むことになるのだが、それはもう少し先のことである。



参考サイト:http://gejirin.com/hotuma07.html
     :http://gejirin.com/hotuma23.html



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