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ホツマツタエのおもしろ記事(53)『大物主』

2013-02-01 14:02
ホツマツタエのおもしろ記事(53)  大物主



「オオモノヌシ (大物主)」は、大国主や大物主神と混同され、大いに誤解されている。ホツマは「オオモノヌシ」を次のように伝えている。

ソサノヲはイブキヌシと共に、ヒカワに巣食うオロチら (シラヒト・コクミ、モチコ・ハヤコ、アメオシヒ) を退治した後、過去の罪を許され、アマテルの臣としての地位を回復する。そしてサホコチタル (=出雲) の国守に任ぜられると同時に、「八重垣旗 (やゑがきはた)」を賜る。

「八重垣 (やゑがき)」の意味の一つは「汚穢垣 (おゑがき)」であり、「旗」とはその璽と思われる。これは世の汚穢(曲り・罪) の発生を防ぎ、発生した場合にはそれを祓う「汚穢垣の臣」に任命されたことを意味する。

(『垣 (かき)』の原義は、「かぎるもの (限るもの)」である。だから「垣」=「限・画・隔・囲・籠」なのである。「牡蠣」もそういう意味である。また「かい (貝・卵・界)」「かめ (亀・瓶)」「くり (栗)」「から (殻)」なども同義の類語である。)

この汚穢垣の臣を「八重垣の臣」と表すが、これが後に「大物主 (おおものぬし)」とも呼ばれるようになる。また「垣臣」「剣臣」「右の臣」とも言われる。

「モノヌシ」は「モノノベの主・モノノベの司」という意。
「モノノベ」=「臣」=「君に仕え民を治める者」であり、これは今で言えば「官吏・役人・公務員」である。
したがって「モノヌシ」は、「役人を統べる者・官吏長官」なのである。

「オオ」は「央・皇」の意で、「中央政府」を表す。
よって「オオモノヌシ」は、「中央政府の官吏長官」という官職名なのである。


この官職は「八重垣の臣」の長男によって世襲され、同時に二人はいない。

ソサノヲ → オオナムチ → クシヒコ → コモリ → カンタチ → フキネ
→ クシミカタマ → アタツクシネ

オオナムチはソサノヲの長男ではないが、過去の罪を許され、天の臣としての地位を回復してから初めて生まれた男子であり、これを実質の長男と見るのであろう。

初代のオオモノヌシをソサノヲと見るか、オオナムチと見るかは微妙である。八重垣旗を賜って以降、ソサノヲについての記事は途絶えていて、ソサノヲを指してオオモノヌシとする記述は見当たらない。一方オオナムチ (斎名:クシキネ) は、アマテルがモノヌシに任じたというはっきりした記述がある。 このため当ブログでは、一応オオナムチを初代オオモノヌシとして扱っている。

『君 クシキネを モノヌシに タケコを妻と なして生む 兄はクシヒコ 女はタカコ 弟はステシノ タカヒコネ』ホツマ9文



「剣臣 (つるぎとみ・つるぎをみ)」と言われる所以は、アマテルが「三種宝の制」を定めた「ニニキネ (瓊瓊杵尊)」以降、三種宝の「八重垣の剣 (やゑがきのつるぎ)」は、儀礼的にオオモノヌシに手渡されるようになったからである。

「右の臣 (みぎのとみ)」とは、「君の両側 (左右) に侍る臣」という意味で、今風に言えば「右大臣 (うだいじん)」である。
「君の両側に侍る臣」を、ホツマは「羽の臣 (はねのおみ)」とか「両羽臣 (もろはとみ)」と呼んでいる。
「左」は日の昇る「東」を、「右」は日の沈む「西」を表し、「左」の方を格上と見ていたようだ。「昇る」は「陽・天」、沈むは「陰・地」を象徴するからである。 (参照:天地創造)
したがって「右の臣」は、地の治め、つまり国の行政を司るのである。

ちなみに「左の臣」は、「鏡臣 (かがみとみ・かがみをみ)」また「ヤタ臣 (やたをみ)」と呼ばれる。三種宝の「ヤタ鏡」は、この臣に手渡される。
この臣は「天のまつり」を担当する官職である。「天のまつり」というのは「神 (日・月) を都に留めること」と表現されており、天界と地上界を橋渡しすることを言う。



語義について考えよう。
オオモノヌシは「おお (央・皇)」+「もの (物)」+「ぬし (主)」である。

まず「もの (物)」とは何か?
ずばり「もののべ (物部)」である。「もの (物)」の「べ (辺・方・部)」である。

「もの」は「もぬ」の名詞形。「もぬ」は「もる (守る)」の変態である。
「もる (守る)」は「(心身を) 合わす」が原義で、「添う・仕える・侍る」「世話する・まとめる・保つ」などの意である。そして「みる (見る)」「はる (張る)」なども変態である。

したがって「もの」は「もり (守)」と同義であり、「君に仕え、民を治める者」を言う。これは「とみ (臣)」の同義語である。

「べ (辺・方・部)」は、「区分・区画・セクション」を表す。
したがって「もののべ」は「君に仕え、民を治める者」の区分であり総称である。


次に「ぬし (主)」は、「うし (大人・氏)」「をし (食し)」「をさ (筬)」「よし (寄し)」などの変態で、「治める者・束ねるもの・司・長」を表す。
したがって「ものぬし」は「もののべの司」「臣の長」という意味である。


「おお」は「を」とも表記され、これは「東西央南北 (きつをさね)」の「央 (を)」である。「中心にあって四方を統べる位置」を意味し、これは「中央政府の総帥」である「天つ君」「皇 (すべらぎ)」である。


「もる (守る)」は「みる (見る)」「はる (張る)」の変態で、そこから「もる (見守る)」「みはる (見張る)」が派生する。そしてこれらから「みもろ (御諸)」や「みは・みわ (三輪)」の地名が生まれるのである。だから「みもろ・みわ」は、「もり・もの」の同義語であり、この「もの」は「おおものぬし」を指しているのである。

2代オオモノヌシの「クシヒコ」は御諸山の辞洞に、アマテルから賜った二神の「天の逆矛」を曝け出したまま隠れている。クシヒコの別名が「事代主」「大国主」「大和大国魂」である。



参考サイト:http://gejirin.com/mitinoku.html
     :http://gejirin.com/hotuma09.html
     :http://gejirin.com/hotuma23.html
     :http://gejirin.com/hotuma24.html



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