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ホツマツタエのおもしろ記事(75)『妹背鈴明2』

2013-02-21 07:23
ホツマツタエのおもしろ記事(75)  妹背鈴明




『寄男は日なり 寄女は月 月は本より 光 無し 日影を受けて 月の影 女男もこれなり』

  • 『寄男 (よをと)』は「(心・身を) 寄せる男」の意と考える。
    「よ (寄)」の意味が「よ (良)」転じて、「良人 (おっと・りょうじん)」となったのかも。
  • 『寄女 (よめ)』も同様に「(心・身を) 寄せる女」の意と考える。
    現在はこれに「嫁」の字が当てられている。
  • 『日影 (ひかげ)』「日の放射・日光」の意。「かげ (影)」は「かく (交く/離く)」の名詞形で、「合わせ・うつり・匹敵・反射」「放ち・発射」などの意。
  • 『女男もこれなり (めをもこれなり)』
    人の男女も同様で、女は自ら発光せず男の光に照らされて輝くのである。


『日の道は 中節の外 月は内 男は表業 務むべし 女は内 治め 衣 綴り』

  • 『日の道 (ひのみち)』太陽の周回軌道で、今に言う黄道。ホツマはこれを「明道・赤道 (あかみち・あかきみち)」とも呼んでいる。
    一方、月の周回軌道は白道 (はくどう) と言うが、ホツマはこれを「白道 (しらみち)」と呼んでいる。
  • 『中節 (なかふし)』宇宙の中心にあると想定されている地球から「とこしなえ」 (宇宙の果て) までの、ちょうど中間の半径にある境目。
    地球を中心とした「とこしなえ」までの半径:158,000トメチ
    地球を中心とした日までの半径:80,000トメチ。
    地球を中心とした中節までの半径:79,000トメチ。
    地球を中心とした月までの半径:40,000トメチ以内。
    よって太陽の周回軌道 (赤道) は中節の外側で、月の周回軌道 (白道) は中節の内側となる。
  • 『男は表業 務むべし (をはおもてわざつとむべし)』
    日 (陽) は中節の外を周回するのだから、男 (陽) も外 (表) に働くべし。
  • 『女は内 治め (めはうちをさめ)』
    月 (陰) は中節の内側を周回するのだから、女 (陰) も内を治むべし。
  • 「衣 綴り (きぬつづり)」
    機を織り綴りなさい (命令形)。
    「機を織る」というのは「まっすぐな経糸 (主・日・男) に、緯糸 (従・月・女) を隙間なくぴったり添わせて通す」という作業であり、これは妻が夫に「ぴったりと添って一筋を通す」=「操を立てる」ことを象徴する行為となる。自ら発光できない妻は、夫に対して操を立てよと言うのである。


『家を治むは 兄なれど 病めるか親に 適わぬば 弟に継がせて 上子と成せ』

  • 『家 (いゑ)』は「ゆひ (結)」「あひ (合)」などの変態で「合せ・収め・屋」「まとまり・統べ・連続」などの意味を持つ。ここでは「まとまり・統べ」の意。
  • 『適わぬば (かなわぬば)』は「かなふ (適う・叶う)」は「かぬ (交ぬ)」から派生した動詞で「合う・釣合う・匹敵する・適合する」などの意。
    「・・・ば」は普通、動詞の未然形か已然形に接続するが、ここに見られるように終止形に接続する例が、ホツマでは頻出する。
  • 『上子 (あこ)』は「上位の子」で「世嗣子」の意。


『代を継ぐ者は 譲り受け 橋 得て 婚ぎ 睦まじく 子を生み育て また譲る』

  • 『代 (よ)』は「よる (寄る)」の名詞形で、「まとまり・治め・連ね」の意。だからここでの「代」は「家」と同義なのである。また「まとまり・かたまり」は必然的に他と区別されるため、「区分・区画」の意も持つ。
  • 『譲り受く (ゆづりうく)』この「譲り」は名詞。「譲りを受ける」の意。
  • 『橋 (はし)』は「つなぎ・結び・渡し」の意で、ここでは「仲人」。
  • 『睦まじ (むつまじ)』は「むつむ (睦む)」+「し (形容詞語尾)」。
    「むつむ」は「むすぶ (結ぶ)」の変態。


『女は世に住める 所 得ず うまし みやびの 熟に居れ 妙の言葉に 求むべし』

  • 『住める』は「住む」の連体形。四段動詞の連体形は「*eru」につくる。
  • 『うまし』は「あわす (合わす)」「やわす (和す)」の変態「うます」の名詞形。ここでは「合せ・親和・親愛」などの意。
  • 『みやび』は「みやふ」の名詞形。「みやふ」は「みゆ (見ゆ)」から派生した動詞で「合う/合わす」の意。「みやび」は、ここでは「和合・融合・なごみ」などの意で「うまし」の同義語。
  • 『熟 (ゑい)』は「ゑふ」の名詞形で、「はえ (映え・栄え)」「うえ (上)」「ゑみ (笑み)」などの変態。ここでは「優れ至った状態・熟成」などの意。おそらく「ゑい」=「栄・映」である。
  • 『うまし みやびの 熟に居れ』
    親愛と和合の極みを居場所とせよ。
  • 『妙の言葉 (たゑのことば)』麗しき言葉。「たゑ (妙)」は「とむ (富む)」「とふ (跳ぶ)」の変態「たふ・たゆ」の名詞形で、「高み・栄え・優れ・至り」などの意。
  • 『求む (もとむ)』は「もつ (持つ)」から派生した動詞で、ここでは「合わす・寄る」などの意。
  • 『妙の言葉に求むべし』
    麗しき言葉 (を吐くこと) を拠り所とすべし。


『背のタラチは 生みの親 明け暮れ むべに うまし以て 老に仕えよ』

  • 『背 (をせ)』男。夫。 
    ちなみに「をす (雄・牡・♂)」は「をせ」の変態と思われる。
  • 『タラチ』は「たらす (足らす)」の変態「たらつ」の名詞形。
    「(子を) 足らす者」で「親」の意。
  • 『むべ (宜・諾)』は「うま (美・旨)」の変態で、ここでは「(心を) 合わすさま・込めるさま」の意。
  • 『老 (をい)』は「をや (親)」の変態。どちらも「上流・上位にあるもの」を表す。
  • 『明け暮れ むべに うまし以て 老に仕えよ』
    終日心をこめて親愛を以って夫の親に仕えよ。


『寄男には 操を立てよ 妹の身は 背の央中に 居る如く なせば操ぞ』

  • 『操を立つ (みさほおたつ)』「操 (みさほ)」は「みさふ」の名詞形。「みさふ」は「みす (見す)」+「さふ (支ふ・添ふ)」の合成語。どちらも「(逸脱を) 合わす・収める・直す」などの意で、「みさほ」は「曲がりのないさま・真直ぐなさま・一筋なさま」を言う。理由は不明だが女性に対してのみ用いられる語のようだ。
    「たつ (立つ)」は、ここでは「たっす (達す)」「てっす (徹す)」の変態で、「至らせる・通す・徹する」の意。
  • 『央中 (おなか)』は、「お(央・奥)」+「なか(中)」の同義語の重複。「最奥・中心・核心・源」の意。
  • 『妹の身は背の央中に居る如くなせば操ぞ』
    妻たる身は、夫の最奥の部分に存するが如くにできれば、これが操を立てるということである。


『女は名無し 家に嫁げば 背の名に 誰が内室と カル君も 乱れ 許せば "誰 内ぞ"』

  • 『内室 (うちむろ)』=家内・奥方。これらはつまり「央中」の別称。
  • 『女は名無し 家に婚げば背の名に 誰が内室と』
    女は名を持たない。夫の家に嫁げば「誰々の内室」とよばれる。
  • 『カル君も 乱れ 許せば "誰 内ぞ"』
    カル君 (オオナムチ) が表向きの乱れを許せば、「誰が奥さんなんだ?」という具合に、央中にある奥さんの責任が問われる。奥さんは夫の核心・源だからである。


『宮に上れば 内つ宮 君は恵みを 地に延ぶ 宮は央中ぞ』

  • 『宮に上れば 内つ宮』
    これを天君の宮 (皇居) のレベルに引き上げれば、奥方は「内つ宮」にあって「内宮」と呼ばれる。
  • 『君は恵みを 地に延ぶ 宮は央中ぞ』
    天地つ日月の君は、日月の恵みを地に延べ広げる。したがって内つ宮 (内裏) にある内宮 (皇后) は、その恵みの核心・源である。


『県守 里 守る彦も それ丈の 室も殿も 央中なり 民は田畑を 治むれば 家は背の実ぞ』

  • 『県守 (あがたもり)』県を治める者。「県主 (あがたぬし)」に同じ。「あがた (県)」は「あかつ (分つ・頒つ)」の名詞形で、「(地を) 分割したもの」を言う。
  • 『里 (さと)』は「した (下)」「そて (袖)」などの変態で、ここでは「県の下/末にあるもの」「県を分割したもの」の意。
  • 『彦 (ひこ)』は「ひく(引く・率く)」の名詞形で、「(民を) 率く/導く者」の意。また、ヒト (一十) に1歩及ばぬヒコ (一九) の意。「臣」「もののべ」の別称。
  • 『それ丈の (それだけの)』それの丈に応じた。それ相応の。
  • 『室 (むろ)』は「ほら (洞)」「おり (檻)」などの変態で「入れ物・容器」の意。
  • 『殿 (あらか)』は、「あら(央る・主る)」+「か(処)」。「あら」は「あるじ (主)」の「ある」の変態。「ある」は「中心にある・主導する・治める」の意。よって「あらか (殿)」は「中心・拠点・本拠」また「治める所・政殿」の意。
  • 『県守 里 守る彦も それ丈の 室も殿も 央中なり』
    県を治める県主や、粗や村を治める長の、それ相応の室や殿もやはり央中である。よってその奥方・内室はやはり核心・源なのである。
  • 『実 (み)』は「さね (核・実)」で、やはり「中心・核心・源」の意。「央中」に同じ。
  • 『民は田畑を 治むれば 家は背の実ぞ』
    民は田畑を治めるので、家 (家内) は男の核心・源である。


『日は天に 月は地 守る 寄女の実は 寄男一人に 向ふ土ぞ』

  • 『日は天に 月は地 守る』
    背のムナモト (陽の核心) である日は天に君臨し、妹のミナモト (陰の核心) である月は地を支配する。
    『背のムナモト 日と丸め 天 近く回り 陽(男)に配る』ホ16文
    『妹のミナモト 月と凝る 地に近き故 陰(女)に配り』ホ16文
    背=陽=天=[空+火+風]。 妹=陰=地=[水+埴]。
  • 『実 (み)』さね (実・核)。真実。核心。本質。
  • 「土 (ひ)」「うひ (水埴・泥)」の「ひ (埴・土・地)」。
  • 『寄女の実は寄男一人に向ふ土ぞ』
    妻たる者の本質は、夫一人に向かう土ぞ。
    唯一の日と対になる (12の) 月ぞ。


『万地苞も 生む生まぬ あれば女男も 地苞ぞ 生まずば他所の 女を娶れ』

  • 『万地苞 (よろくにつと)』「つと」は「つて (伝)」の変態。「地苞 (くにつと)」は「地がもたらす物」の意で「地の産物」。また「他の地へ伝える物」の意で「みやげ (土産)」。「万 (よろ)」は「多くの」の意。
  • 『万地苞も生む生まぬあれば 女男も地苞ぞ』
    多くの地の産物も、種と畑との相性によっては実らぬ場合があるが、人間の男女も同じことである。
  • 『生まずば他所の女を娶れ』
    子ができない場合は、他の女を娶れ。


『"背の央中に 妹あり" と 腹悪し言葉 無かるべし 腹 病めぬ間に 妙に察せよ』

  • 『腹悪し言葉 (はらあしごとば)』心悪しき言葉。意地の悪い言葉。
    「腹 (はら)」も、やはり「内・中・奥・心」などの意である。
  • 『"背の央中に妹あり" と 腹悪し言葉 無かるべし』
    「夫の心中には他の女がいる」などと、心悪しき言葉を吐いてはならない。
  • 『察す (さとす)』現代語では「諭す」で、「理解させる」という他動詞だが、ここでは自動詞、つまり「悟る」の意で使われている。
  • 『腹 病めぬ間に 妙に察せよ』
    心が病んでしまわぬ内に、賢く悟れよ。 (心が病んで悪想念を放つ前に悟り改めよ。)
    ねじ曲がった心が放つ「妬み・恨み」などの想念が、「イソラ」と呼ばれる「生き霊」に転じて、他人に害を及ぼす場合があり、その報いは巡り巡って自分に戻ってくるという法則を言っている。この法則については、この章の後半に少し説明され、「孕み謹む帯の文」「神鏡ヤタの名の文」で詳しく説明される。



参考サイト:http://gejirin.com/hotuma13.html
     :http://gejirin.com/mitinoku.html



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