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ホツマツタエのおもしろ記事(86)『人の発生2』

2013-03-03 20:14
ホツマツタエのおもしろ記事(86)  人の発生



『我が上は 日・月の潤を 下す故 世嗣 生まんと 思ふ時 目の垢 濯ぎ 朝日 祈り 目より月・日の 潤を得て』ホ14文

  • 『我が上 (わがかみ)』「かみ (上)」は、ここでは「上流・源流・源」の意。アマテルの源流といえば「日と月 (太陽と太陰)」であり、これはそれぞれ「陽の源」と「陰の源」であった。
  • 『日・月の潤 (ひ・つきのうる)』「うる (潤)」は「潤すもの」の意で、ここでは「る (霊)」と同じと見て良い。「日・月の潤」とは「日霊 (ひる)」(日の放射エネルギー・陽エネルギー)」と「夜霊 (よる)」(月の放射エネルギー・陰エネルギー)」である。
  • 『目の垢濯ぎ 朝日祈り (めのあかそそぎ あさひのり)』「目の垢を濯いで朝日に心を同調する」の意。昔イザナギ・イザナミの二神は、世嗣を得るためにこれを実践している。
    『池水に 左の目を洗ひ 日霊に祈り 右の目を洗ひ 月に祈り』
    ホ4文

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『婚げば背の 潤波が 玉島川の 妹が霊と はらむ 精髄』ホ14文

  • 『婚ぐ (とつぐ)』は、「とつ(閉づ・綴づ)」+「つく (付く・接ぐ)」の合成語。どちらも「合わす・交える・結ぶ」などの意。
  • 『背の潤波 (をせのうるなみ)』「をせ (背)」は、ここでは「陽・日」。「なみ (波)」は「常に運動変化するさま」を表し、「物質として固まっていないエネルギーの状態・振舞い」を言う。だから音や光のように波として伝播するエネルギーを指す。よって「潤波」は「潤」と同じと考えて良く、「背の潤波」は「日の潤・日霊」の言い換えである。
  • 『玉島川 (たましまがわ)』「たま(玉)」+「しま(島・州)」+「かわ(川)」。丸く盛り上がった区画の裂け目。
  • 『妹が霊 (いもがち)』陰 (月) の霊。玉島川の奥の卵に宿る陰の霊。ここでの「ち (霊)」は、動的な「なみ (波)」に対して静的なエネルギーの状態を言っているように思われる。
  • 『はらむ』は「はる (貼る)」から派生した動詞で、ここでは「合う・交わる・絡む」などの意。 ここでの「はらむ」は「妹が霊とはらむ」と「はらむ精髄」の2つに共有されている。
  • 『精髄 (しらほね)』「しら」は「しる (精る)」の名詞形で、「精げたもの・精製されたもの」の意。これは陽陰の精製過程で上澄みとなった「陽」を意味する (参照『人の発生1』)。
    「ほね (骨・髄)」は「はぬ (跳ぬ)」の変態「ほぬ (穂ぬ)」の名詞形。「ほぬ」は「高まる・上る・優れる・中心にある」などの意。よって「ほね」は「上って天となった陽」を表し、同時に「芯・中軸・本質」の意を持つ。したがって「骨・髄」は陽を意味する「精」の同義語でもあるが、ここでは「陽のエッセンス」の「精子・精液」を言うように思う。
  •  (日月の潤を得て) 交接すれば、日霊は玉島川 (の奥の卵子に宿る) 月霊と交わるが、その日霊を乗せるのが精子である。


『男は地に向ひ 婚ぐ時 カリの精波 髄油』ホ16文

  • 『男は地に向ひ婚ぐ (をははにむかひとつぐ)』「上って天となった陽=男」が上になって「下って地となった陰=女」に向かって交接するのは、極当然と言えるだろう。だから正常位と言うのだろうか。
  • 『カリ』男性器を指す名と思う。「かり」は「かる (離る)」の名詞形で、「離れ・放ち・出っ張り」の意。他にも「まら」(「まる (放る)」の名詞形) 、「はせ (玉茎)」(「はす (馳す・発す)」の名詞形) などがあるが、どれも「放出・突起」の意である。
  • 『精波 (ししなみ)』「しし」は「しす・しっす (悉す)」の名詞形。「しす」は「高める・優れさす・至らす」などの意で、やはり陽陰の精製過程で上澄みとなった「陽」を表す。 したがって「ししなみ」は、前出の「日の潤」「背の潤波」の同義語である。また「ちち (父)」というのは、この「しし (精)」の変態である。
  • 『髄油 (ほねあぶら)』「ほね」は、ここでは「先ず上って天となった陽」を表す。「あぶら」は、ここでは「本質・エッセンス」の意。「陽の油」で、「しらほね (精髄)」と同様「精子・精液」を意味する。
  • 天なる男が地なる女に向かって交接する時、その突起からは日霊波を乗せる精液。

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『精の波 穢の和霊と 霊・波 合ひ』ホ14文

  • 『精の波 (ちちのなみ)』 「ししなみ (精波)」と同じ。背の潤波。日の潤。日霊波。「父の波」と言っても良い。
  • 『穢 (はは)』は「はふ (這う)」の名詞形で、陽陰の精製過程で沈殿していった水・埴の「陰」を表す。言いづらいが「はは (母)」の原義はこれである。また「ばば (糞・屎・婆)」や「うび (泥・水埴)」「ひめ (姫)」「いめ・いも (妹)」「へび (蛇)」「おゑ (汚穢)」などもこの変態なのである。
  • 『和霊 (あかち)』「あか」は「なく (和ぐ)」の変態「あく」の名詞形で、「中和して穏やかなさま」を表す。そして「あかち」とは、日のエネルギー (日霊) に比して穏やかな月のエネルギー (月霊・夜霊) を意味する。日霊には「あらたま・あらみたま (荒魂・荒御魂)」という言い方があり、対して月霊はと呼ばれるが、「あかち (和霊)」はこの「にこたま (和魂)」と同じ。これも結局は前出の「いもがち (妹が霊)」と同じである。
  • 『霊・波合ふ (ちなみあふ)』「穢の和」と「精の」が交わる。「因み合ふ」にかけている。
  • 陽の日霊波と陰の月霊が因み合う。


『女は天に向い 交りの 適の和霊 熟ぎ 迸たなす 精のカリ波 玉島へ 散はする時に 霊・波 合ひ』ホ16文

  • 『適の和霊 (かねのにし)』難解な部分。「かね」は「かなふ (適う・叶う)」の原動詞「かぬ」の名詞形。「にし」は「にち (和霊)」とも記されていて「にこたま・にきみたま (和魂・和御魂)」「あかち (和霊)」と同じ。「かねのにし (適の和霊)」とは「適当な状態の月霊」「程好い状況が叶った月霊」の意と考える。
  • 『熟ぐ (なぐ)』は「高まる・栄る・伸展する・熟す・優れる」などの意で、これの名詞形が「なが (長)」である。
  • 『迸た (とわた)』は「とわつ」の名詞形。「とわつ」は「とばす (跳ばす・飛ばす)」の変態で「離す・放つ・発す」などの意。よって「とわた」は「放出」の意であり「とばっちり (迸り)」「ほとばしり (迸り)」である。ここでは愛液を言っていると考える。
  • 『精のカリ波 (ちちのかりなみ)』 は前述の「カリの精波 (かりのししなみ)」と同じ。男性器から発射される日霊波。
  • 玉島 (たましま)玉のようにこんもり盛り上がった部分。女性器を指す。
  • 『散はする (しはする)』は「しはす」の連体形。「しはす」は「しふ」+「す (使役)」。「しふ」は「さる (去る)」「ちる (散る)」の変態。よって「しはす」は「散らす」の変態で、「放つ・発す」の意。
  • 女は天に向かい交わるが、この男女の交わりにより、程好い状況を得た月霊は、熟して愛液を分泌する。男性器よりの日霊波が女性器へ発射される時、月霊と日霊波は融合する。

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『昼は 霊 昇り 夜は波の 昇る 日月の 一回り 翌日 二回り 三回りと 月に三十回の 回り 増し』ホ14文
『昼は "和" 上に 左上り 夜は "精" 上に 右下り 翌日 二回り 三回りと 三十日には三十』ホ16文

  • 『霊 (ち)』『和 (に)』=月霊・和霊・陰の霊。
  • 『波 (なみ)』『精 (し) 』=日霊波・精波・陽の潤波。
  • 『昇る (のぼる)』『上に (うえに)』「優勢となる・影響力を強める・支配する」の意と考えるが、他所に「胞衣のめぐり」という記述もあり、実際に卵子あるいは胞衣の回転運動を引き起こしているのかもしれない。また「昼に陰 (月) が昇り、夜に陽 (日) が昇る」という組み合わせにも注意する必要がある。
  • 『左昇り (ひたのぼり)・右下り (みぎくだり)』東から上って西に下る。
  • 東から西へと昼には月霊が昇り、夜には日霊が昇って日月の1回転。翌日は2回転、その次の日は3回転と、日毎に1回ずつ回転数は増していき、1ヶ月で1日当りの回転数は30となる。

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『やや六十四日に 回り 満つ 総べて千八十に 回り遂げ やや満り子の 態 備ふ』ホ14文

  • 『やや (弥弥)』(副詞的に用いて) 「徐々に・しだいに」「ようやく」などの意。
  • 『満り子 (みとりこ)』「みとる」は「みつ (満つ)」から派生した動詞で、「みつる (満つる)」の変態。よって「みとりこ (満り子)」は「(外形が) 満ち足りた子」「五体が備わった胎児」の意と考える。辞書には「みどりご (緑児・嬰児)」で、「(新芽のように若々しいの意) 三歳ぐらいまでの幼児」とある。
  • 『態 (なり)』は「成る」の名詞形で「成ったさま・形・姿」の意。
  • 『千八十 (ちやそ)』単純に計算すれば「2,080」になると思うが、それほど単純ではないのだろう。
  • ようやく64日目に回転数は極みに達する。総計1,080回転を達成して、ようやく五体が備わる子の形態が調う。


16文は「月の名の由来」を説明するために、1日目 (受精日) を一月一日に設定している。一月の「むつき (睦月)」は「(男と女が/日霊と月霊が) 睦む月」ということである。

『三十一・二・三 三日 弛り緩む "タラム" とて 母の謹み』
『二月 至れば 三日 走り 皺 さらに切る "キサラ" とて 母の謹み』
『六十四日は 六十四 回りに 極まりて 回巡り 総て 千八十なり』
ホ16文

  • 『弛り緩む (たりゆるむ)』「たる (垂る)」+「ゆるむ (緩む)」の複合動詞。両語とも「下る・勢いを失う・衰える」の意。
  • 『タラム』は「弛り緩む」さまを表した言葉と思われるが、現在は残っていないようだ。「だらり」とか「だらん」に近いと思う。
  • 『謹み (つつしみ)』は「つつしむ」の名詞形で、「つつしむ」は「つつす」から派生した動詞。「つつす」は「たたす (正す・直す)」の変態で、「合わす・収める・直す」などの意。ここでは「(心を)添える・(気を)付ける・留意する」などの意。
  • 『走る (はしる)』は「はす (馳す)」から派生した動詞で、「高める・勢いづける・栄す・急ぐ」などの意。
  • 『キサラ』は「皺 さらに切る (しわさらにきる)」の意を表す言葉で、これが二月の「きさらぎ」の起源だということだろう (亀さら切)。「しわ」は「しま (島・州)」の変態で「分割・亀裂・区分」の意。これはおそらく卵割や細胞分裂を指す。
  • 31日目から33日目の3日間は回転の勢いが落ちる。これを「タラム」と言い、母の注意を要する時期である。二月が満ちる3日間には回転は勢いを増し、皺をさらに切る (細胞は急激に分裂する) 。これを「キサラ」と言い、ここも母の注意を要する時期である。64日目に1日当りの回転数は64と極みに達する。この時点で回転は、のべ1,080回に上っている。

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『因みの明は オノコロの 胞衣の形は 河車 臍の緒となる 実柱の 程好く重り 回り 欠け 日に一回り 遅れ減り』ホ14文

  • 『因みの明 (ちなみのあか)』「あか (明)」は「(すごろくの) あがり」や「(夜・奉公) あけ」などと同じで「完成・達成・出来上り」の意。「ちなみのあか」は「月霊と日霊波の因み (回転) の成果」の意。
  • オノコロは、ここでは「核・源・種」の意で「胎芽・胎児」を表す。また「ゑな (胞衣)」にかかる枕詞であろうかと思われる。
  • 『河車 (かわくるま)』水車。
  • 『臍の緒 (ほぞのを)』胎盤と胎児との合わせ・つなぎ。「ほぞ (臍)」は「体の結び目 (膨らませたゴム風船の結び目のようなもの)」また「他との連結部」の意。「を (緒)」は「合わせ・つなぎ」の意。
  • 『実柱 (みはしら)』は「中軸」の意。ここでは「オノコロ」の言い換えで「胎芽・胎児」 を言う。
  • 月霊と日霊波の因みの成果は、胎芽の胞衣と臍の緒となって現れる。その形は河車である。そのため胎芽は程良く目方を増し、回転は日に1回ずつ遅れ減る。


『遂に種なる オノコロの 胞衣の臍の緒 河車 弥々肉を盛り 回り 減る 翌 六十三度 次 六十二 遅り回りて』ホ16文

  • 『種なる (たねなる)』「種である」の意。「たね (種)」は「苗・根」と同義で、ここでは「胎芽・胎児」を指し、「オノコロ」「みはしら (実柱)」と同義。
  • ついに種である胎芽の胞衣と臍の緒が調う、その形は河車である。種はしだいに肉を盛り、回転は減ってくる。翌日には63回、その次の日は62と、遅れ回る。

河車
この写真は以前Googleの画像検索で見つけて保存しておいたものですが、現在はそのサイトにアクセスできません。 この写真の掲載に問題がある場合はご連絡ください。


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『三月は三十九 端を備ふ 四月 満つれば 満り達す』ホ14文

  • 『三十九 (みそこ)』日霊と月霊の回転が39となるのは3月30日。この時、胎児の端 (頭・頸・胸・手・足) が備わるという。このため「みそこ (三十九)」は「はな (端)」にかかる枕詞となっている。また「はな」といえば「39」という数を表す。
  • 『満り達す (みとりつす)』「みとる」は「みつる (満つる)」「みちる (満ちる)」の変態。「つす」は「たっす (達す)」の変態。よって「みとりつす」は「満ち足りる」「満ち至る」の意。
  • 3月の終わりには39回転となり、端 (頭・頸・胸・手・足) を備える。4月の終わりには満ち足りる。


『三月には 三十九となれば 三日 休む 満り 端 成り 弥 勇む 弥も謹み 四月には 熟み潤うも 謹みよ』ホ16文

  • 『弥 勇む (やよいさむ)』いよいよ勢いづく。「やよ」は「いよ・いや (弥)」の変態で「いよいよ・ますます」の意。この「やよいさむ」が、三月を「やよい」と言う由来だという。
  • 『弥も謹み (やよもつつしみ)』「いよいよ気を緩めるなよ」の意。「つつしみ」は、ここでは動詞「つつしむ」の命令形だと考える
  • 『熟む (このむ)』は「こなれる (熟れる)」の原動詞「こなる (熟る)」の変態で、「高まる・栄える・優れる」などの意。
  • 『潤う (うるふ)』は「うれる (熟れる)」の原動詞「うる (熟る)」から派生した動詞。「このむ (熟む)」と同じく、「高まる・栄える・優れる」などの意。この「るふ (潤ふ)」が、四月を「づき」と呼ぶ由来だと言う。
  • 3月の終わりには39回転となり、3日間回転を休む。長じて端 (頭・頸・胸・手・足) が備り、いよいよ勢いづくが、いよいよ気を引き締めよ。4月の終わりには熟して潤うけれど、気を緩めるなよ。



参考サイト:http://gejirin.com/hotuma14.html
     :http://gejirin.com/hotuma16.html
     :http://gejirin.com/mitinoku.html



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